第卅壱話『記憶』 ページ36
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第卅壱話『記憶』
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あれは何時のことだっただろうか。
確か、君たちに出会う何年も前。
私には生涯を共に過ごすと決めた人がいた。
出会いはそう、確か私が迷子になった時。
__『お母さぁぁぁぁん!!
お父さぁぁぁぁぁん!!
お姉ちゃぁぁぁぁぁぁん!!
お兄ちゃぁぁぁぁぁぁぁん!!』
母に『砂糖を買ってきて頂戴な』と頼まれ買い物に行っていざ帰ろうと帰り道がわからなくなって道端でうずくまってた。
そしたら、少年が話しかけてくれた。
『おい、お前。メソメソするな、気色が悪い』
そう声をかけてくれた君は、口にかけて傷があって寂しそうな目をしてた特徴的な男の子でそれから、少ししたらまた彼に会えた。
少年と私は誰からも秘密でこっそり路地裏でたくさん話をして、たくさん遊んでいる間に、私や少年は自然に惹かれて結婚しようと約束してた…だけど
彼は七日、いやそれからずっと会うことはなかった。
鴉にその事を聞いたら鴉は『錆兎は死んだ。』と教えてくれてついでに鬼滅隊のことをおしえてくれた。
だから、今錆兎や私が錆兎がいるはずにいるのが気まずくて恥ずかしい。
私は雲ひとつない空に“皆が幸せで過ごせますように”って叫んだ
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作者名:きぶつじ x他1人 | 作成日時:2019年12月28日 0時