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第参話『梛星と嗟鳥』 ページ4
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第参話『梛星と嗟鳥』
_なせとさとり
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大好きだった景色もいつかはかわりはててしまう
人間もそうだ
いつかすべてが変わってしまう
私もそうだったから
「ねぇ、嗟鳥(さとり)あの子は大丈夫かしら」
「大丈夫ダト思ウ」
「なら良いのだけど……心配だわ」
梛星(なせ)はそう言い困ったように頬に手をあてる。
「梛星次ノ任務ダ!南二向カエ!南南東っっ!!南南東っっ!!」
「任務、か。わかったわ」
梛星は隣に置いている水晶を手に取り、それを嗟鳥は受け取り何処かに飛んで行く
梛星は赤とピンクの桜模様が描かれた刀を手に取り滅と背に書いている隊服を来て桜模様の羽織を羽織る
「A、頑張ってね」
そう言いピンクの長い髪をなびかせ屋敷からでていく。
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作者名:きぶつじ x他1人 | 作成日時:2019年12月28日 0時