愛を。壱【鬼滅の刃】 (ページ27)

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第廿参話『勇』ページ27

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第廿参話『勇』

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「心の呼吸心の支え恋」

私は新しい技を繰り出す

けど頸をきるどころか傷ひとつつけることができない

「･･･何でｯ？」

私が怖じ気づき間抜けに言うと兄は笑いながらこう言うのだ

「まぁ､俺は上弦の零だからなｧ」

「上弦の零？！十二鬼月は下弦の壱から上弦の陸までの十三人じゃないのか！？」

「まぁ､普通そう思うよなｧ
でもな一般的に零は数字に入らないだろう？
だから十二鬼月のまんま何だよｫ」

あぁ成る程。と納得してる暇もなく兄は攻撃を仕掛けてくる

その技は私をめがけて飛んできて、避けても避けても私にぶつかってくる。

たちまち私は体中傷だらけのうえに肋も折れた。

痛い

痛い

怖い

死ぬ

死んじゃう

短い人生だったなァ

まさか兄さんに殺されるとは思ってなかった

「･･･ｯAちゃん！頑張れ！！」

「頑張るんだ！A！」

「ムー！！」

「A！！！頑張れ！！！」

皆が私に言ってくれている頑張れ。

こんなことだけで頑張れるなんて私は案外単純なのかもしれない。

至るところから血が出ててとっても痛い

動きたくないしあんたらでやれよと思うけどでも私の兄さんのせいで犠牲者を出すとかへどがでる。

「桜降り神風！薔薇！」

そう言い鬼の頸を斬ると薔薇と共に頸も落ちていった

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お"ね"か"い"し"ま"す"ぅぅぅぅ