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第拾伍話『姉妹』 ページ17

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第拾伍話『姉妹』






_________


彼女は私めがけて飛んできて首をつかみ壁に押し付ける



「お前が嫌いだ」と言って




「は?意味わかんない









心の呼吸 壱ノ型 嘔心瀝血」




私は技を出すが効かない



「心の呼吸 壱ノ型 嘔心瀝血・心」


この技は参ノ型までしか使えないAにはぴったりな技である



嘔心瀝血・心は鬼である姉にあたる



ごめんなさい





ごめんなさい姉さん



Aは隙の糸が見え弐ノ型を放つ


すると彼女の頸は斬れたがAは涙を流すのだ



__________


『姉さん!姉さん!どうですか?この髪飾り』






『美しいよ。でもAにはまだはやいよ』


と言い彼女はAの髪飾りを奪った


腹が立ったからと知らないAは


『そうですか!ありがとうございます』



と答える
それが彼女の間にさわったのだ



彼女とAは姉妹なのににてもにつかずAは優しくどんな状況でも他人の心配をする



だが姉はズル賢くどんな状況も自分が一番の自己中でありAの方が頭もよかったので彼女は比べられること、それでも妹が優しくしてくることによってストレスが貯まっていました


『何でAちゃんには出来るのにお前にはできない?』



『Aちゃんは頭も良い性格も良いですべてが良いのに貴方は・・・』



『Aちゃんには出来てるのに姉の貴方は何でやらないの?』




『お前なんか要らないAだけでよかった』



と最愛の両親までが彼女を比べ彼女はすべてをやめたい気分だったある日の晩、廊下側にとても美しい男性がいた





『お前は悪くない。妹や両親・村の奴等が悪いのだ』


と私を鬼にしてくれた彼は鬼舞辻 無惨と言ったかな



姉は朝日が昇るまでに母や父を殺し妹は苦しむ顔を見るため生き残らせた



ごめんなさい



ごめんなさい




A
__________


ごめんなさいごめんなさいと何度も私へ謝っていた


姉にそんなことがあったなんて気づかなくって何も考えず生きてきた



私こそごめんなさい姉さん




私は手を合わせ東に向かって走り出した





・・・

第拾陸話『君は?』→←第拾肆話『鬼の姉』



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作者名:きぶつじ x他1人 | 作成日時:2019年12月28日 0時

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