2話 ページ3
『起きてぶるーく』
いつもどおり起きないぶるーく
『ご飯できたよ』
たまにこれで起きるけど今日は起きなかった
『起きないのか、じゃあまたあとで来るね』
ぶ「まって！」
子犬のようにこちらを見つめてくるぶるーく
『おはようぶるーく』
ぶ「うん、おはよう」
さみしがりやなぶるーくはいつもこれで起きる
『はやく着替えて学校いきな』
ぶ「うん」
『じゃあね』
ぶるーくの部屋を出た瞬間立ちくらみがする
その瞬間その場に座り込んでしまった
立ちたいけどきつい
ス「ねーちゃん？え、どうしよう」
目を閉じる前に聞いたスマイルの声はとても心配しているようなとてもかわいい声だった
___________
シ「起きた？」
『シャークん、おはよう』
シ「おはようといいたいけどいまはお昼だよ」
『学校は？』
シ「もともと休み」
『バイトは？』
シ「休みって連絡した」
『お昼は？』
シ「冷凍のもの食べた」
『そう』
なんで、倒れたんだろう
いつもと同じことしかしてないのに
シ「ねーちゃんは頑張りすぎなんだよ」
『そう？』
シ「うん、もう少し俺たちのことも頼ってよ」
そんなに頑張ってるかな？
『うん、ありがとう』
私お母さんと比べたら全然頑張ってないけど
桃「おねーちゃん」
『桃、どうしたの？』
桃「どうしたの？はこっちのセリフ」
シ「桃、ねーちゃん熱あるから離れといた方がいいよ」
桃「えー」
しぶしぶ出ていく桃
シ「食欲はある？」
『いちよう』
シ「よかった、きりやんがお粥作ってくれてるよ」
『きりやんが？』
シ「うん」
『きりやん料理できたんだ』
シ「うん、ぶるーくよりできるよ」
『それは当たり前』
なぜ卵をわるのがあんなに下手なのか
殻がはいるならまだしも、上に飛ばすって…
シ「あ、Tつぐさん」
ん？誰、学校の友達かな
シ「あ、今日だったのか」
『何が？』
シ「借りたマンガ返すの」
『なかむならわかるけどシャークんが？』
シ「うん、まあ、なかむのもあるけど」
『へー』
きり「お姉ちゃん！お粥！」
『お姉ちゃんはお粥じゃありません』
きり「先生みたい」
『本当のことだし』
にしても美味しそう
『いただきます』
美味しい
少し冷ましてあるのかな、食べやすい
きり「美味しい？」
シ「美味しい」
きり「シャークんには聞いてない」
『美味しいよ』
きり「よかった」
きりやんって料理できたんだ、勉強もできて料理もできるって天才じゃね？
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りん - 紅しょうがは笑ったwwww (2019年2月11日 15時) (
レス) id: fb196922a0 (このIDを非表示/違反報告)
梅酒 - 紅しょうがwwwww (2018年10月3日 21時) (レス) id: be8669dcb5 (このIDを非表示/違反報告)
シロナ - りくりんさん» 姉上になりたい、姉上になってスマイルを撫でたい…。 (2018年9月28日 9時) (レス) id: ff1c1c7c03 (このIDを非表示/違反報告)
シロナ - よもぎ餅さん» お気に入りありがとうございます！とても嬉しいです！ (2018年9月28日 9時) (レス) id: ff1c1c7c03 (このIDを非表示/違反報告)
りくりん - 姉上、姉上…スマイル撫ですぎ…私も撫でたい…。 (2018年9月27日 17時) (レス) id: b46dadb627 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロナ | 作成日時：2018年9月18日 12時
