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海「来ちゃった」

「海人…どうしたの?もしかして酔ってる?」

海「そう〜バイト先の人たちと飲んでてねぇ」

「ちょっ!わっ…!」


一人で立つのがやっとな状態の海人くんがもたれかかってきて

バランスを崩して床に倒れこんでしまった。


海人くんの顔はあと数センチで触れてしまいそうな距離。

お酒の匂いが残る吐息が、顔にかかる。


海「Aちゃんは、俺のだもんね」


うつろな目で見つめながらキスで口内を犯す。

いつもより乱暴で苦しい。

「かいとっ…まっ…て…んん…っ」

海「待たない」



部屋着の中にするりと細くてきれいな手が入り込み、

私の弱いところを刺激していく。


海「ねぇ、答えて、Aちゃんは誰のモノ?」

「…っはぁ…かい…との…」

海「偉い子、ほんとAちゃんって可愛い」


すっかり海人の形を記憶した私のソコは、痛みもなく自身を受け入れる。

“カイト”と呼ぶわたしの脳裏には、

ずっと隣で寄り添ってくれた“海斗”と自由奔放な“海人”が存在し、

冷静な判断が出来なくなる。

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作者名:chimachu | 作成日時:2021年6月25日 17時

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