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倉「そろそろ帰ろっか」
「うん、楽しかったありがとう」
夕日の沈む海を背に、車に乗り込む。
車内はどこか懐かしさを感じる海斗好みの選曲のプレイリストが流れる。
帰り道はいつも通り他愛もない会話で盛り上がり、
あっという間に帰路に着いた。
海斗と過ごす時間はいつも楽しくてあっという間。
落ち込んでいる私を見兼ねて、こうして一緒にお出かけしてくれる海斗の優しさには
いつも甘えてばっかりだ。
「海斗、いつもたくさん甘えさせてくれてありがとね」
倉「うん、あと昼間言ったことは本心だから」
そう言って海斗は私の頭をそっと撫でた。
倉「じゃ、またね」
部屋に戻り上着を脱ぐと、ふわっと香る海斗の香水の匂いがして少し名残惜しく感じる。
幸せな余韻に浸りながらお風呂に入り、髪を乾かしているとドアチャイムが鳴った。
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作者名:chimachu | 作成日時:2021年6月25日 17時