政府の裏方ロリ隊員【刀剣乱舞】 (ページ10)

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８話ページ10

鶴丸視点

夕餉の時間になり一緒の畑当番だった一期一振と大広間へ集まると他のみんなはもう集まって食事を取っていた。

食べる席は自由だから何処でもいい。

一期はいつも通り粟田口の自分の弟たちが集まっている席に座る。

俺の隣は右に来派の蛍丸、左が光坊だった。

蛍丸の白米の量には毎度驚かされるな；；；

鶴丸「今日は隣だな！」

蛍丸「うん。よろしく！」

蛍丸の隣では同じ来派の愛染国俊がばくばくと飯を食べていた。

ははっ！小さいのに食べ盛りで驚くな！

光坊と歌仙兼定の料理は美味いからな！

そして、先程からの疑問を蛍丸に聞くことにした。

鶴丸「なぁ蛍丸。なんか、甘い匂いがするぞ？」

蛍丸「んっ！！！」(ギグッ

鶴丸「おまえの隣に座ってから甘い匂いがプンプンしているから疑問に思ったんだ。」

しかも、この匂いは先日、光坊たちが主から洋菓子を教えていた時と同じ匂いだ！

鶴丸「光坊、今日おまえって洋菓子作ってたか？」

燭台切「え？いやいや。作ってないよ？今日は新しい朝餉のメニューを試作していたから洋菓子なんて作ってないよ？」

鶴丸「とすると、何処かで誰からか貰って食べたのか？」

蛍丸「い、いや別に・・・」

蛍丸は顔を逸らして白米を食べ続ける。

愛染「粟田口の秋田も同じ反応だぜ？聞いても答えてくれないんだ。そのせいで国行が少しだけ拗ねてるんだよ。」

愛染が隣の席に座る明石を見て言う。

確かにいつもよりヘラヘラしている笑みが強張っている？

向こうを見ると一期も困った顔で秋田に聞いているが蛍丸と同じ反応だった。