５話 ページ7
大和守視点
主が博多と万屋から帰ってくると主は一番風呂を浴びに行った。
その間に博多がニヤニヤ顔をしながら刀剣全員に集合をかけた。
博多「皆集まった？」
長谷部「どうした博多。まさか本丸の今月の出費を相談するのか？」
博多「そいちゃりも面白か情報ばい！」
博多は満面の笑みで答えると長谷部が黙った。
日本号「面白い情報ってなんだ？」
日本号の言葉で博多が待ってましたと言わんばかりに胸を張ってこう言った。
博多「主、恋しとるかもしれんけん！」
博多の発した言葉で部屋はしんっと静かになり体が金縛りの様に硬直してしまった。
５秒経つと僕らは一斉に、
全員「「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！？あのヘタレが恋ぃぃぃぃぃぃぃ！？」」」←
と叫んだ。
博多の話によると、
万屋での交渉が終わり歌仙に頼まれたものを買いに行くと隣にある食器類が売ってある店の前に並んでいた可愛い食器のセットを見ていた。
その時の主の表情が口元が緩み頬を少しだけ染めながら甘い声で「リン、こういうの好きだよな。」と呟いていたらしい。
何その恋心を抱いてます的なシチュエーション。←
博多「しかも、買い物ん後にそん店に食器セットば注文したばいんだ！」
一部「恋だな。」←
やっと、主にも春が来たのかな？
三日月「そのまま子でも作ったら俺の孫になるのかな？ははは！」←
おい、気が早すぎるぞジジィ。←
一方その頃のヘタレ審神者←
御黒(ブルッ
御黒「暖かい風呂に入っているのになんで寒気がするんだ？」
風呂から上がったら今夜の夕餉は赤飯が大量に作られていた。←
御黒の分だけ他の刀剣たちより量が多かったそうです。←
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作者名：うさP | 作成日時：2019年3月25日 1時
