４話 ページ6
御黒視点
万屋前
二人「へっくしょん！！！」
万屋を出ると博多と同時にくしゃみをしてしまう。
御黒「な、なんだ？誰かが噂したのか？」←
まぁいいか←
博多「やっと交渉が成立したばいね！しばらくの肉や魚、飲み物などの支給はもう大丈夫ばい！」
博多はやりきった表情をしていた。
本当に博多のおかげで交渉はスムーズに進めた。
俺も交渉には自信があるが博多の方がステータスが高いからな。
それに綺麗系のお姉さんだったらヘタレの俺には無理だな。←
御黒「じゃあ、歌仙に頼まれたものを買ったら本丸に戻るか！」
博多「例ん新しい帯やね！」
博多と仲良く着物や浴衣を扱う店へ向かう。
しばらく歩くと目的の店の隣にある食器などが売っている店を見る。
店の前には新しい食器類が並べてある。
その中で目をつけた品があったので近づいてそれを見る。
その食器のセットは小動物プリントされている可愛らしいデザインだった。マグカップは仔ウサギ、フォークとスプーンは合わせると猫になる。
頭にはキラキラと可愛いものを見るあいつの姿を思い浮かんだ。
御黒「リン、こういうの好きそうだよな。」
とボソッと呟いた。
博多「リンっち誰？」
どうやら博多に聞かれてしまった様だった！
御黒「と、友達だよ！数少ない女友達！」
博多「ほほう！主のごたぁな人ばってん女子し友達いるんやね！」
博多弁あまり知らないから理解してないが馬鹿にされた様な気がする。←
知らない読者は調べてみろよ。←
御黒「も、もういいだろ！？ほら、早く買ってさっさと帰るぞ！」
食器を置いて隣の店へ入っていく。
その時、博多がニヤニヤしながら変なことを考えていたなんて知る由もなかった。
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作者名：うさP | 作成日時：2019年3月25日 1時
