政府の裏方ロリ隊員【刀剣乱舞】 (ページ30)

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２８話ページ30

凜華視点

平和な本丸生活を過ごしてから数日経った。

たまに御黒の自業自得で溜まった書類の手伝いをしたり、お菓子係として３時のおやつを作り、内番の手伝いもした。

みんなが出陣や遠征に行く時には御黒と刀装やメンバー選びの相談もしてくる。

短刀ちゃんたち(一部)と蛍君ともよく一緒にお風呂に入る。

何故だか三日月や青江などの刀剣男士たちが一緒に入って来ようとするけど保護者組が阻止したりしている。←

そして、ある日。

御黒が地獄の資料の整理←を終わらせて何回か鍛刀して新しい仲間が２人増えたみたい。

それに呼び出されみんなで中庭に集まっている。

御黒「今日から仲間入りした短刀の信濃藤四郎と同じく短刀の不動行光だ！」

最初に喋ったのは赤い髪の少年だった。

信濃「はいはーい！信濃だよ！」

一期「信濃！来たのかい？」

信濃「わーい！いち兄だぁ！」

信濃君は一期に飛びついた。

次の子は髪を上に縛っている子。

不動「不動行光・・・」

とぶっきらぼうに名前を言う。

顔赤いな～。手に持ってるのは・・・甘酒？

じっと見つめてると不動君が視線に気づいてこっちを見たけどそっぽを向いた。

何だろうと思っていると一期や兄弟に囲まれていた信濃君が私の方に来た。

貴方(え・・・何？)

私を見つめた後にプルプル震えて始めた。

貴方「どうしたの？風邪？」

声をかけるといきなりガバッと顔を上げた。

その瞳の中にハートのマークが見え顔は頬を赤く染めていた。

人の瞳の中にハートなんて出るっけ？

信濃「俺、信濃藤四郎！秘蔵っ子だよ！」

貴方「・・・椿原凜華。」

信濃「凜華！可愛い名前だね！良かったら懐に入ってもいい？いや！入っちゃうぞ！」

信濃君がガバッと手を広げて抱きついて来ようとするけど薬研君と厚君、一期が黒いオーラを纏い信濃君を何処かへ連れていかれた。