２４話 ページ26
凜華視点
奴を追いかけていると到着した場所は手合せをする道場だった。
中に入ると太郎さんと同田貫が短刀ちゃんたちと休憩をしていた。
太郎「凜華殿？どうされた？」
同田貫「どうした？」
天井を見上げると奴が張り付いていた。
ここから太郎さんの身長で捕まえれるかな？
貴方「太郎さん、天井にいるあれ捕まえて。」
太郎「天井にいる・・・」
五虎退「あれ？」
全員が天井を見ると奴は突然下に降りて同田貫に突撃した。
同田貫「っ！？オラァァァァァァァッ！！！」
向かってくる奴を床に置いていた木刀で攻撃した。
奴は攻撃が直撃して怯んでいる。
今のうちに・・・
パーカーのポケットから札を一枚出して奴に貼り付けると動かなくなった。
動かなくなったそれは鼠の形をした人形。
貴方「やっと、捕まえた。」
太郎「凜華殿。その人形は一体？」
貴方「これ、裏部署の隊員が秘密裏に情報を入手したりする時、使う。」
同田貫「情報の入手？それでか？」
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昼餉
石切丸「へ〜、この人形に自分の霊力を注入すると視覚や嗅覚、聴覚が同化するのかい？」
貴方「いえーす。」
お昼ご飯の蕎麦と野菜の天ぷらを食べながらみんなに人形について説明すると興味深そうにそれを手に持って眺めていた。
和泉守「その人形で俺たちの悩みとかを聞いて解決してたのか。」
貴方「その人形、元祖のより性能いい。裏部署の研究者たちが作った新しい霊具。蕎麦おかわり。」←
薬研「政府の裏方の奴らは凄い発明をするんだな？あっネギがなくなった。」←
蜂須賀「でも、何故探していたんだ？自分の霊力で操作できるなら見つかりやすいだろう？ほら、ここにまだネギあるぞ。」←
貴方「私、霊力の調整間違えた。玉ねぎの天ぷらなくなったからちょーだい。」←
青江「与えすぎて僕らと同じ自律的な行動を取ることができたのかもね。誰かわさびを持ってないかい？」←
御黒「会話の中に蕎麦と天ぷらの存在を入れんなよ。」←
獅子王「それでキョロキョロしながら探していたんだな！」
貴方「明日くらいにはかなりでかくなって本丸崩壊するところだったしね。」←
全員「それを最初に言え！？」←
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作者名：うさP | 作成日時：2019年3月25日 1時
