21話 ページ23
凜華視点
食べ終わり歯を磨いて顔を洗ってから自分の部屋に戻って着替える。
今日は白い虎さんのパーカーにしよう。下はスカートに黒色の短いスパッツ。
内番のボードがある場所へ行くと色んな人が集まっていた。
私は内番はないけどあることをしなきゃいけない。
けど、身長が低いからよく見えない・・・
ちくせう←
困っているといきなり脇を掴まれ肩車された。
下を見るとにほさんがニカッと笑っていた。
日本号「これで見えるだろう?」
貴方「・・・見える。」
近侍・・・加州清光
馬当番・・・鯰尾藤四郎、獅子王
畑当番・・・御手杵、一期一振
手合せ・・・同田貫正国、太郎太刀
掃除当番・・・大和守安定、浦島虎徹、厚藤四郎
厨房当番・・・へし切長谷部、薬研藤四郎、蜻蛉切
洗濯当番・・・山伏国広、平野藤四郎、前田藤四郎
当番のボードには名前が書かれた札がかけられていた。
日本号「長谷部の奴、近侍当番じゃないから拗ねてるなこりゃ。」
にほさんがボードの横を見ていた。
私も見ると長谷部がどんよりとした雰囲気を出しながら下を向いていた。
長谷部「これで近侍になってない日から5日目か。何故だ・・・」(ブツブツ
日本号「あーあ、あれじゃあ今日の昼と夜の飯がどうなることやら。・・・お嬢ちゃん?」
にほさんの肩から降りて長谷部さんの近くに寄って下を向いている長谷部の頭をよしよしする。
周り「!?」
長谷部「凜華・・・」
貴方「近侍をやるだけが審神者を手助けするわけじゃないよ。厨房当番だって御黒の健康を助けるの。それに御黒はきっと長谷部のご飯が食べたいと思っているよ。」
そう言うとぐんっと体をあげ雰囲気が変わった。
長谷部「そうだな!俺の料理で主が健康的な身体を保つならばそれを成し遂げなければ!」
長谷部は元気になり自慢の起動で何処かへ走り去った。
日本号「お嬢ちゃんやるな〜。」
貴方「ちゃんとご飯作って貰わないと困るし。それにあの状態にしておくと凄く面倒くさそうだと思ったから。」(キッパリ←
キッパリと喋るとにほさんは苦笑いした。
それに御黒が5日も近侍にしないのは長谷部の資料の整理が厳しいからでしょ。←
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うさP | 作成日時:2019年3月25日 1時