２０話・日常 ページ22
凜華視点
ゆさゆさ、ゆさゆさ。
なんか、体が揺れてる・・・
貴方「う、うみゅ・・・？」
目を少しずつ開けるとそこには小夜君の姿が・・・
小夜「起きて・・・朝餉の支度が終わりそうだから早く行かないと。」
あ、さげ・・・朝御飯・・・
貴方「うみゅ・・・起きる。ごはん〜。」
小夜君の手を握ったまま大広間まで引っ張られながら歩く。
小夜「・・・着いた。」
着くと大広間にはほとんどの男士たちが集まっていた。
貴方「御黒〜。」
御黒「おっ。リン、おはよう！好きな場所で食べていいぞ！」
じゃあ、小夜君の隣で食べよ。
今剣「あ！凜華です！おはようございます！」
貴方「・・・おはよ、今剣君。」
蛍丸「凜華、おはよう〜！」(ギュッ
蛍君が正面から抱きついてきた。
ちょうど、お胸のあたりに顔を埋めて上目遣いで顔を見つめていた。
可愛い←
撫でてあげると嬉しそうに来派の仲間の所へ戻って行った。
明石が蛍君に何かを言うと蛍君が腹に正拳突きをかました。←
小狐丸「凜華殿〜！！！」
鶴丸「俺も直行だ！！！」←
三日月「じぃじはまだ眠たいから枕が欲しいな。」
ガバッと小狐丸と鶴丸、三日月が抱きつこうとする前に歌仙と伽羅、石切丸さんがガードした。
歌仙「ジジィ共・・・凜華ちゃんに迷惑をかけるな！」
伽羅「いい加減にしろ。」
石切丸「コラ！朝から疲れさせない！」
３人をずるずると引っ張って行った。
小夜君に引っ張られて行くと小夜君のお兄ちゃんたちが座っていた。
宗三「おやおや、凜華さん。おはよう御座います。」(ペコッ
江雪「おはよう御座います。」(ペコッ
貴方「おはよう・・・」
小夜君と江雪さんの間に座ると燭台切が白米が入ったお茶碗を私の前に置いた。
燭台切「今日のおすすめは僕が作った桜海老入りの卵焼きだよ。食べてね！」
私の耳に近付いて言うと江雪さんが燭台切の頭にチョップを打ち込む。←
頭を抑えながら厨房へ戻って行った。
桜海老入り卵焼きは食べてみたらとても美味しかった。
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作者名：うさP | 作成日時：2019年3月25日 1時
