９話 ページ11
加州視点
ヘタレ主の恋が来た事件から３日後。←
夕方になると主が急いで本丸を出て留守になった。
主が留守中に大広間に集まることができる刀剣たちで本丸の会議をしている。
燭台切と大倶利伽羅、物吉は夕餉の準備のために欠席している。
加州「俺の部屋に高級そうなマニキュアが置いてあったんだよね。」
歌仙「和泉守と陸奥守が割った茶碗の代わりに凄く雅な茶碗になっていたんだ。」(黒笑
二人(ぎくっ←
みんなが不思議な出来事を喋っていると一期が手を挙げる。
一期「実は２日前から秋田と蛍丸殿の行動が怪しいのです。」
明石「今日も昼餉からいないんや。」
そういえば、２日前の夕餉の時も鶴丸の言葉で何かを隠そうとしていたな？
同田貫も心当たりがあるように声を上げた。
同田貫「昨日の夜、俺と遠征で行った奴らで風呂入りに行ったら秋田と蛍丸がいたんだ。けどなんかもう一人いた気がしたんだけどよ結局見えなかったし気配も消えてたから気にしてなかったんだが。」
長曽祢「話を聞くとあの二人が本丸で不思議なことをしている人物と接触しているということか？」
三日月「その考えも当てはまっているかもしれないな。それなら二人が戻ってきたら聞く必要があるかもな。」
浦島「問い詰めないと・・・ん？どうした亀吉？」
五虎退「わわっ！？虎さんたちが！」
小狐丸「おや？鳴狐のお供の狐、どうした？」
動物たちが一斉に何処かへ走って行った。
浦島「何処に行くんだよ！？」
二人「わあっ！？」
動物たちが茂みに入ると聞いたことがある声が驚いた声を上げながら茂みから出てきた。
それはこの場にいなかった秋田と蛍丸だった。
堀川「ふ、二人共！？そんな所で何を？」
堀川が二人に近くとまた茂みから何かが飛び出し逃げ出した。
厚「あ！？何か逃げた！！！」
長谷部「逃すか！！！」
機動力が高い刀剣たちが追いかけに行った。
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作者名：うさP | 作成日時：2019年3月25日 1時
