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そこには永瀬くんがいた。
なんで？
わたしが永瀬くんを見つめると
下を向いて目線を逸らす
「海人......なんか用事あるって
さきに帰ってしまって.....」
『そうだったんだ、
わざわざありがとう！』
なんでカイちゃんはわざわざ
女の子が苦手な永瀬くんに
頼んだのか、メールでいいじゃん。
なんかこうやって話すのも
なんかすごい嫌そうで
なんかこっちが申し訳なくなる。
永瀬くんなんですぐ来なかったんだろ？
永瀬くんにもなんか用事あったのかな？
不思議に思うことはたくさんある。
今も永瀬くんはわたしの目の前に立って動こうとしない
苦手なら絡みたくないだろうし
早く帰ればいいのに...
どうしたんだろ....
『伝えにきてくれてありがとうね
わたし先に帰るね』
そう言ってその場を立ち去ろうとしたとき
「あ......っあの！送ります！」
『へっ？....悪いしいいよ！
まだ暗くないし大丈夫だから』
「.......海人にちゃんと送ってあげて
って言われて.....」
『そ...っか！なら途中まで
一緒に帰ろっか！！』
少しだけ
ほんの少しだけ
期待した
君の頬が赤く染まるから
「はい。」
少し前を歩く君を追いかける。
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amane - 永瀬くん楽しみにしてます(*´∀｀) (2015年9月20日 3時) (
レス) id: d7f98b0680 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリア | 作成日時：2015年9月18日 3時
