誰よりキミが好きだから (ページ2)

今日:13 hit、昨日:7 hit、合計:114,669 hit

02 ページ2

.

龍「ねえお願い」

「嫌」

龍「いいじゃん彼氏いないんだから」

「そういう問題じゃない」

龍「ケチ」

「ケチで結構」

ふと顔を上げると女の子みたいな目で見つめてくるしめと目が合った。

「その目私には効かないかんね」

龍「しずは一発なんだけどなー」

……想像できる。じゃなくてっ。

何で私がしめのサークルの飲み会に参加しなきゃならんのだ。

入ってもないし、しめしか知らないのに。

龍「ねえお願い。俺言っちゃったんだもん」

「何を？」

龍「A連れて行くて」

だから何で入ってない私の名前がしめのサークル内で出て来るのよ。

龍「今度の飯代俺が払うから。ね？」

「…….…のった」

龍「ほんと？よしっ！じゃあ場所とか時間また連絡するねー」

「はーい……て行くの早、」

その翌日、しめから場所と時間、そして『来なかったら一週間昼飯奢ってもらうから！』て脅しのメッセージも来た。

.