虎だらけ！ (ページ34)

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# ダイエットの理由ページ34

元太said

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スタジオから楽屋に戻る途中での会話。

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最近、Aに元気がない。

無理して笑ってる感じがする。

俺には分かる。

だってAの旦那だから！！

元「なぁ、しめよ」

七「何ー？」

元「最近A元気なくない？」

七「あーアレじゃない？ご飯食べてないからじゃない？」

…は？ご飯食べてない…だと？

元「え、何、あの子ダイエットしてんの？」

七「うん。1週間前ぐらいだったかな？いきなりライン来てさ。ダイエットするから食の誘惑しないでねって」

ほら、としめからラインのトーク画面を見せられる。

元「何でまた…。A痩せる必要ないじゃんかよ」

七「理由は何となくわかるけどね〜」

元「？」

なんだこいつマウント取ってきやがった。

七「え、元太分かんないの？うそ、まじ？あーA可哀想に…」

元「いやいやいや！分かんないでしょ！何だよ教えてよ！」

七「雑誌で元太とモデルの人の2ショット見たからじゃない？」

え？それってつまり……

元「Aーーーーーーー！！！！！」

俺は先に楽屋に戻ったAの所へ走った。

後ろからしめが「廊下は走っちゃダメだよー」て言ってたけどそんなの聞いてられねぇ

楽屋の扉を勢いよく開ける

中「おい元太かよ。ゆっくり開けろよな〜」

元「Aは？」

宮「飲み物買うーって自販機行ったよ」

田「元太？どうしたの？」

愛しい愛しい声が背中から聞こえた。

振り向くと俺の嫁が不思議そうに俺を見上げていた。

元「A！」

田「は、はい！」

元「俺はAが細くなっても大きくなっても大好きなのは一生変わらないから！」

田「へ？」

元「だから…もうダイエットするな！無理してまでするのは俺も辛い！」

よし！言ったぞ！
俺はどんなAでも大好きだし愛してる！

。