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『え？それは別に嫌じゃないけど』
中村「ん、ならいーじゃん」
嬉しそうにニコニコして繋いだ手の力を強めるから、つられてこっちまで口元がゆるむ。
お家に着いたら一緒にご飯を食べて、先に入っていいよって言われたからお風呂も借りた。
ドライヤーがどこにあるかわかんなくて髪が濡れたままリビングに戻ったら「こっち来て〜」ってソファに座るうみくんに手招きされた。
そのまま脚の間に座るように促されたから腰を下ろしたら「はい、じゃあ中村美容室開店〜」ってわしゃわしゃ髪を乾かしてくれて。
『こういうのめんどくさがりそうなのに笑』
中村「え？俺って結構尽くすタイプよ？」
『あー、たしかに恋愛系の質問された時とかうみくん重いなぁって感じる時ある』
中村「ねぇそれ悪口？」
『え？違うよ、女の子のこと大切にするタイプなんだなって思ったの』
中村「そりゃ好きな子のことは大切にするでしょ。だからAのことも守らなきゃって思うんだし」
『んふふ、うみくんのそういうとこ好き』
乾かし終わってブラシで梳かしてくれてる時にふわっとシャンプーの香りがしたから『あ、今うみくんの香りした〜』って後ろをふり返ったら「…お前絶対それ狙ってるでしょ」ってジト目。
『あれ、バレた？笑 うみくんってそういうベタなの好きそうじゃん』
中村「まぁ別に嫌いじゃないけど。他の男にやるのは禁止だから」
その後はソファに並んで座ってテレビを見て、日付が変わる頃には寝る準備を始めた。
『私ソファ？』
中村「え？んなわけないじゃん、ここでしょ」
先にベッドに入ったうみくんが隣をぽんぽんしながら当然でしょって顔でこっちを見てくる。
『じゃあ遠慮なくお邪魔しまーす』って寝転んだら、すぐに正面から抱きしめられて視界がうみくんでいっぱいになった。
ご飯を食べた時にお酒も呑んだうみくんは、いつもよりポカポカしてて眠気を誘われる。
中村「はぁ〜マジ幸せ、毎日これでいい」
『確かにこんだけ甘やかしてもらえるのは幸せかも、そういう彼氏がいいな〜』
中村「は？Aに彼氏は1億年早い、今はまだ俺の可愛い妹でいて」
『あはは、はーい笑』
そのまま他愛もない話をしながら背中をトントンしてくれて、いつのまにか2人共夢の中。
翌朝、目覚ましをかけるのを忘れててしーくんから鬼電がきたのはまた別の話。
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もふ汰(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！季節の変わり目なので、美紀さんもお身体ご自愛ください。 (2022年3月8日 2時) (
レス) id: 4444c9f994 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナに気をつけてくださいね (2022年3月5日 16時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
もふ汰(プロフ) - あやのさん» コメントありがとうございます！1番好きな作品だなんてすっごくうれしいです(Ｔ＿Ｔ)♡ これからもゆっくりペースになってしまうとは思いますが、更新頑張るので一緒に楽しんでもらえたら幸いです！ (2022年1月22日 1時) (レス) id: 4444c9f994 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - リアルで読んでてニヤニヤしてしまいます！今一番好きな作品で、毎日のモチベがこの作品なので更新大変だと思いますが頑張ってください！ (2022年1月21日 23時) (レス) @page2 id: 662e31f843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふ汰 | 作成日時：2022年1月21日 23時
