しめちゃんとホワイトデー ページ35
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ピンポーン
インターホンが鳴ってモニターを見たら「Aおはよ〜」って手を振るしめちゃんの姿。
『おはよ！すぐ行くね！』って返事をして、上着を羽織って鞄を持って部屋を出た。
『しめちゃんお迎えありがとう〜！』
「ううん、どういたしまして。じゃあ行こっか」
当たり前のように助手席のドアを開けてくれたから、お礼を言って乗り込む。
『お買い物に行くんだよね？』
お誘いメールに書いてあったのはショッピングデートしようだった。
「うん、お買い物！楽しみにしてて！」
ニコニコしながらそう言ったしめちゃんは、私と話しながら余裕そうに運転し始めた。
『しめちゃんの運転はいつでも安心できる〜！YouTubeの企画の時とか眠くなっちゃうもん笑』
「たまにウトウトしてるのファンの人にバレてるじゃん笑 コメント欄で言われてる時あるよね？笑」
『たまーにだよ？たまーに笑 大体両隣うみげんだから寝かせてもらえないし笑』
「あっはっは、それもそっか」っていつも通り豪快に笑ったしめちゃん。
それから少しして「ここに行きまーす」って駐車場に入った先は大きい百貨店。
車から降りて歩き出そうとしたら「手繋ぐのと腕組むのどっちがいい？」って聞かれて。
『え？なんか確認されると急に恥ずかしくなってくるんだけど…！』
若干顔が赤くなった私を見て「あはは、予想通り」って笑いながら指を絡め取られた。
『……からかわれた』
「ごめんごめん、怒んないでよ笑 絶対A可愛い反応するだろうなって思って試しちゃった笑」
許して？って首をコテンってするしめちゃんは自分の良さがわかりすぎてる。
私のペースに合わせてゆっくり歩きながら「こっちだよ〜」ってどこかに向かってる模様。
「はい、到着！」
キラキラな笑顔で振り返ったしめちゃんの後ろに広がるのはコスメフロアだった。
『わー！久しぶりに来たよ〜！』
「A目キラキラじゃん、かわいい笑」
『ありがとうしめちゃん！連れてきてくれて！』
好きなブランドに着いたら早速口コミを見て気になってたリップを手に取った。
『ん〜…レッドもいいけどオレンジも…』
「Aはなんでも似合うからなぁ〜、あ！でもさ？」
そう言ってしめちゃんはこれからの季節に使いやすそうなピンクを手に取った。
「これなら俺色に染まれるよ？」
嬉しそうにニコニコしながら差し出されて思わず目をパチパチする。
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もふ汰(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！季節の変わり目なので、美紀さんもお身体ご自愛ください。 (2022年3月8日 2時) (
レス) id: 4444c9f994 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナに気をつけてくださいね (2022年3月5日 16時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
もふ汰(プロフ) - あやのさん» コメントありがとうございます！1番好きな作品だなんてすっごくうれしいです(Ｔ＿Ｔ)♡ これからもゆっくりペースになってしまうとは思いますが、更新頑張るので一緒に楽しんでもらえたら幸いです！ (2022年1月22日 1時) (レス) id: 4444c9f994 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - リアルで読んでてニヤニヤしてしまいます！今一番好きな作品で、毎日のモチベがこの作品なので更新大変だと思いますが頑張ってください！ (2022年1月21日 23時) (レス) @page2 id: 662e31f843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふ汰 | 作成日時：2022年1月21日 23時
