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そう言ってレジに持って行こうとするから『え！？そういうこと！？』って目を丸くしたら「うん、そういうこと」って得意げに口角を上げた。
「はい、バレンタインありがとね」
お会計を済ませて綺麗にラッピングされた紙袋を渡されて思わず顔が綻ぶ。
『へへ、ありがとう〜！大事にするね！』
「ん、そうして。つかここやっぱりAの好みドンピシャだったでしょ」
『うん！今度普通にお買い物来よ〜って思った』
「え？1人で？」
『え？うん、1人で』
そう言って頷いたら、まつくは眉間に皺を寄せながら「そこはさ〜、俺のこと誘ってくれてもよくね？」って口を尖らせた。
『え、なに、まつく今日デレ期なの？笑』
普通に仲は良いけど、普段そんなことは言ってくれないからちょっと調子が狂う。
「海人と元太ばっかAと遊ぶじゃん。俺もたまにはA独り占めしたい…とか、思ったり…思わなかったり…？」
自分が言ってることが恥ずかしくなってきたのか、どんどん声が小さくなっていく。
『ねぇかわいいんだけど！これ絶対さなまるに書く！』
「おいそんなの書くな！恥ずかしいじゃん！笑」
『え〜ファンのみんなもキュンキュンだと思うけどな〜。まぁでも、来る時はちゃんと誘うね？』
そう言ったら満足そうにニコ〜って笑って「それでよし！」って頷かれた。
明日は集合時間が早いから、ぼちぼち帰ることに。
家まで送ってくれるって言うから、一緒に最寄駅を出ようとしたら「あ、ちょっとここで待ってて？」ってまつくがどこかに走っていった。
スマホをいじりながら待ってたら、視界に突然花束が入ってきて。
びっくりして顔をあげたら「これも貰ってくれる？」ってはにかむまつくと目が合った。
『え、貰っていいの？すごいかわいい！』
受け取った花束は小ぶりながらにオレンジと水色が入っててすごく綺麗。
「さっきそこに花屋さんあったじゃん？通りかかった時にAにあげたいなって思ったからさ」
『これは他のメンバーは絶対しないね笑』
「キザすぎ？笑」
ちょっと不安そうに首を傾げるから、そんなことないって意味を込めておっきく首を横に振る。
『ううん、すっごくうれしい！ありがとう！帰ったらすぐお部屋に飾るね！』
そう言いながら抱きついたらしっかり受け止めてくれて、「へへ、喜んでくれてよかった〜」って強く抱きしめ返してくれたから幸せな気持ちで1日の幕が閉じました。
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もふ汰(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！季節の変わり目なので、美紀さんもお身体ご自愛ください。 (2022年3月8日 2時) (
レス) id: 4444c9f994 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナに気をつけてくださいね (2022年3月5日 16時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
もふ汰(プロフ) - あやのさん» コメントありがとうございます！1番好きな作品だなんてすっごくうれしいです(Ｔ＿Ｔ)♡ これからもゆっくりペースになってしまうとは思いますが、更新頑張るので一緒に楽しんでもらえたら幸いです！ (2022年1月22日 1時) (レス) id: 4444c9f994 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - リアルで読んでてニヤニヤしてしまいます！今一番好きな作品で、毎日のモチベがこの作品なので更新大変だと思いますが頑張ってください！ (2022年1月21日 23時) (レス) @page2 id: 662e31f843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふ汰 | 作成日時：2022年1月21日 23時
