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『も〜…どこまで優しいの』
あの一件以来、人の優しさに触れると涙腺がすぐ緩むようになっちゃった私はそれだけで既に泣きそうで。
川島「ええ！？なんでうるうるしてるの！？」
『嬉しいからにきまってる！！！』
川島「あはは、そっかそっか。ほんとにかわいいねぇ、Aは」
愛おしそうに目を細めて笑いながら、テーブルの反対側から身を乗り出して人差し指で涙を拭ってくれる如恵留くんは本物の王子様みたいだった。
ソファで寝るって言ったけど、如恵留くんがその要望を聞き入れてくれるはずがなくて、広々としたベッドに横になった。
『ねぇ、ほんとに私がベッドでいいの？』
川島「逆に俺がAをソファで寝かせると思いますか？笑」
『思わないけど笑』
川島「でしょ？だからいいの、Aがぐっすり寝れるのが1番だから」
そう言ってポンポンって頭を撫でられた。
川島「じゃあおやすみ、ゆっくり寝てね」
いざ電気を消して部屋が真っ暗になると急に怖くなってきて、寝室から出て行こうとした如恵留くんの服の裾を咄嗟に掴んでた。
川島「…ん？どうしたの？」
『あっ、ごめん、なんでもない！』
迷惑になっちゃうかなと思ってすぐ離したけど、その手をそのまま握られて、もう1回「どうしたの？」って目を合わせながら優しく聞かれて。
『……子供だなって笑わない？』
川島「笑うわけないじゃん」
『…私が寝るまでここにいてほしいな〜って』
その一言で全て察したのか、優しく微笑んで「もちろん、お安い御用だよ」って頷きながら、ベッドサイドに椅子を持ってきて私が寝るまでたくさんお話してくれた。
『如恵留くんの声ってさ〜眠くなる…』
川島「あはは、それは嬉しいね。俺の声でAが安心できるってことだもんね」
『ん〜…久しぶりにぐっすり寝れそう…』
川島「それはよかった」
ウトウトし始めた頃に「良い夢が見れますように」って手の甲に唇が触れた気がしたけど…夢だったのかな？
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もふ汰(プロフ) - エキゾチック幸助さん» ManagerTigerをいつも読んでいて、お気に入り作者にも登録しているので、コメント欄でお名前を見た時にびっくりしてしまいました(Ｔ＿Ｔ)♡如恵留くんのターン、試行錯誤したので拗らせてもらえてよかったです！笑 私もエキゾチック幸助さんの更新楽しみにしてます！ (2022年1月29日 3時) (
レス) id: 4444c9f994 (このIDを非表示/違反報告)
エキゾチック幸助(プロフ) - 如恵留さんがめちゃくちゃ如恵留さんで……！かなり拗らせました笑 お話も面白くてあっという間に読んでしまいました！更新楽しみにしてます！ (2022年1月29日 1時) (レス) @page50 id: c19b7f2284 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Travisjapan大好きですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月5日 15時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふ汰 | 作成日時：2021年10月21日 21時
