ジュニア保育園 トラビス組 2

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それからゾウさんやキリンさんがいるところや
お猿さん、シマウマさんがいるところを回ったんだけど、ちゃかハシビロコウで挫けちゃって…


ずっと僕の腕の中でグズグズと泣いてる…笑






安井先生「ちゃかちゃんそれ楽しめてるの？」


「んーわかんない、苦笑」


閑也「ちゃかぁ〜くまさんいるよ〜？」


ちゃか「…ｸﾞｽｯ…くましゃんっ…」


閑也「しーくんといこ？」


「ふふっ、行っておいで」





指をしゃぶって僕に引っ付いていたけど、

優しいしーくんが声をかけてくれて
少しだけ気持ちを立て直したかな？


ゆっくり降ろしてあげるとしーくんと手を繋いでみんなの輪の中へ


よかった、いっぱい楽しんでね！




それからちょっとして時計を見ると12時を少し過ぎていた。




「よし、そろそろお昼にしようか！」



動物園には広場がいくつかあって
レジャーシートを敷けば飲食可能なお弁当広場という芝生の広場がある。

ちょうどお昼の時間にお弁当広場についた♪






「みんなレジャーシート敷いてください！」


しめ「おれここー」


閑也「しーくん、しめのおとなりさん！」





輪になってレジャーシートを敷く子どもたち。

しめしずは隣同士だし、
まちゅはキョロキョロとして僕の隣に、、

ちゃかは安定に僕の隣(まちゅとは反対側)

海人は…黙々とちっちゃな手で捲れるレジャーシートを必死に広げてる。





安井先生「元太レジャーシートないじゃん！」


元太「れだーちーと？」


安井先生「ちょ、如恵留〜！」


「ええ！？元太、ママこんなの入れてなかった？」


元太「んー、あ！げんね、おっとっとしたうの、
だかりゃ、おつくでおりゅしゅばん！」




相変わらず何言ってるか分からないけど

汲み取ると、きっと元太のお母さんは入れてたんだけど、重たくてよろけちゃうから、自分で玄関に出したってことかな？


だとしたらお母さん今頃慌ててるよ、笑






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