プラチナの意味【学校のカイダン】 (ページ8)

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Revolution07 ページ8

ツバメ side

就任2日目。
生徒会ていうか学校が勝手に決めた施設の掃除

もちろんプラチナの皆はやる気がなくて...

仕方がないから1人で外の掃除をしていると、

美「ツバメ！生徒会長になった気分はどう？」

ツ「香田さん...」

プラチナ8の女の子たちがやって来た

玲「ちゃんと掃除やってるんだー」

南「さすが生徒会長((クスクス」

ツ「......っ」

エ「てか、ここまじ臭い、勘弁してよ」

そう言って集めたゴミを蹴って去って行く麻生さん達

ツ「もう...せっかく集めたのに...」

そう1人で呟き、蹴られて散らばったゴミを集め始める

「大丈夫？」

後ろを振り返ると、

ツ「油森くん...」

プラチナに無理やり副会長にさせられた油森哲夫くんが立っていた

油「麻生さん達ひどいね...」

ツ「うん...」

油「でも我慢しなきゃね、僕達の学費麻生さん達プラチナ枠が払ってくれてるんだし」

ツ「うん...」

油「時々思うんだ、皆に合わせて空気を読んで僕等学校に何しに来てるんだろうって...」

ツ「......」

そうだよね。
油森くんも我慢してるんだ、私も我慢しなきゃ

ーパキッ

真後ろで枝が折れた音が聞こえ二人で振り返る

「「！？」」

ツ「ご、ごめんなさい！悪口とか言った訳じゃなくて....」

そこにはプラチナ8の1人、大和Aさんが立っていた

油森くんも私も真っ青で大和さんに謝る

いきなり大和さんは座って木で土に文字を書き出した

油森くんと二人で土を覗き込む

「「！！！」」

土に書かれた内容を見てビックリした

'' 謝らないで夏樹達が何時もごめんね ''

大和さんの顔を見ると、笑顔だった

油「怒って...ないんですか？」

『.....((コクコク』

大和さんは頷いた後、また土に文字を書き始めた

'' それより集めたゴミはどこに捨てたら良いかな？ ''

書きおえたらゴミを集めた大きな袋を顔の横まで持ち上げてニコニコしていた

油「....///」

ツ「あ、焼却炉です！」

『......((コクリ』

そしたらまた土に文字を書いた

'' 同じクラスなんだし私のこと呼び捨てでも良いよ ''

ツ「ええ！？」

油「い...いいんですか？」

『.....((ニコ』

ツ「Aちゃん...？」

油「Aさん...//」

そう呼ぶと優しく頷くAちゃん

プラチナにも優しい人が居たんだ...

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