プラチナの意味【学校のカイダン】 (ページ5)

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Revolution04 ページ5

あの後夏樹に追いついてプラチナが集まる部屋に入る

『 (( サプライズって何なの？ )) 』

夏「さぁな」

冷たく放つ夏樹

『 (( ツバメちゃんに何かするの？ )) 』

夏「さぁな」

さっきから同じ言葉しか言わない夏樹に少し腹が立って、

『......((グイッ』

夏「おい。何すんだよ」

しがみついていた腕を思いっきり引っ張った

『........』

夏樹を睨む。

夏「お前が睨んでも怖くもねぇよ」

そう言って私の頭を撫でる

夏「女が考える事はわかんねぇよ」

『 (( そっか... ))』

夏「お前は何もしないでいいから見てろ」

『..,....((コク』

嘘つき。
これから何があるのか知ってるくせに、

ー

美「Aー！これから生徒会長の発表があるよー！」

超楽しみと言いながら私の手を掴む美森

南「記念すべき50代目の会長は誰なのかしら」

玲「あ～あ可哀想～((クスクス」

『 (( 南達は知ってるの？ )) 』

南「まぁね」

玲「内緒にしててゴメンね～、Aを驚かせようと思ってて～」

エ「行こう」

私達は講堂へ向かう

ー

いつものプラチナ席に座ると、

『？((クイクイ』

隣のタクトの裾をひっぱる

タ「お？なになに？どうした？」

嬉しそうに喋るタクト

『 (( どうしてツバメちゃんがココにいるの？ )) 』

プラチナ8専用の席の近くに座っているツバメちゃんをみつけた。

タ「あ～....」

タクトはバツが悪そうな顔をして、頭をかく

タ「春菜南達に気に入られてんだよ今」

『 (( ツバメちゃんが？ )) 』

タ「まぁ気にすんなって！」

そう言って私の肩を叩く

波「ほら始まるぞ」

前向け、と私の頭を前に向かせる波留

『......』

なんだか、モヤモヤした気持ちで前を向く

教頭の金時先生が出てきて、長い話をした後ついに生徒会長の発表に移る

金「記念すべき第50代目生徒会長は、」

－ドクンドクン

お願い、もうやめてよ...

生徒会長なんてただの雑用を押し付けるのは、

金「2年1組春菜ツバメ」

ツ「え！？」

美「ほら！ツバメだよ！」

南「おめでとう、皆に選ばれたのよ」

ツ「でも私転入してきたばかりだし...」

金「春菜ツバメ！」

エ「早く行かないと金時怒るよ」

『.......』

ツバメちゃんが緊張した面持ちで下に降りる。

守ってあげれなくて、

ごめんなさい。

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