こっち見て！ DREAM様！

ドラゲナイ ページ21

ﾒｱ『おい、……おい、聞いてるか？』


「！ すみません。」


ﾒｱ『なんでもいいが……まあ、とりあえず城に行けよ。お前にはなにか問題があるように見えるみたいだが、やり方はともかく話は通してあるからな。』



だ、大丈夫かなあ〜〜〜……。

まあポーカーフェイスでやればいけるよね？
DREAM様を思えばきっと大丈夫……！



「いやでも心配だあ〜〜〜……！」


ﾒｱ『とっとと行け。』


「ウッス……。」



＿＿



というわけで、やってきましたJR城。さっきから思ってたけどでっけ。

でもどうやって入ればいいんだろう？ 受付に聞く？ いや侵入する？


でも侵入……なあ……。
さっきDS!DREAM様が居たときに声をかければよかった。まだ居るかな？


そう思って周りをきょろきょろ見回す。

居ないか……？



「うーん、DS!DREAM様はいずこ……。」


？「BOSSになにか用か？」


「ﾋｨ！！！」



思わずばっと後ずさる。

そこには、(私が勝手に問題視している)問題児の、DS!INKくんがいらっしゃった＿＿！


ど、どどど、どうしよう。
無表情だったらまだしも、声色からかなんだか不機嫌そうに見える……！ DS!DREAM様の名前を出しちゃったから？

とりあえずここはジャパニーズDOGEZAで許しを請うしか……。



DSｲﾝｸ「おい待て、なぜ地面に膝をつく。」


「どうかお許しを……。」


DSｲﾝｸ「なにが？？？」


？「あ、……え？ おま、まさかカツアゲ……」


DSｲﾝｸ「ちがう、断じてちがう！ こいつが勝手にやってるんだよ！」



！ こ、この声……いや、声ではわかんないけどDS!INKくんとの会話でわかる！

これってまさか……DS!MAREくん！ MAREくんとお友達って昔聞いたことがる！


そう思い顔をばっと上げると……ビン、ゴ……



DSﾒｱ「冗談だよ、てかさっきから見てたし。」


DSｲﾝｸ「からかいやがって！」


「……。」


DSﾒｱ「……ん？ どうしたそこのニンゲン。」


「……き……。」


DSｲﾝｸ「え？」


「……好きです……。」


DSｲﾝｸ「あいつはやめとけ。おまえ騙されてるぞ。」


DSﾒｱ「どういうことだよ！ ２つの意味でどういうことだよ！」



「そしておまえは状況の飲み込みが早すぎ！」と、バチバチに突っ込めるところもステキ……。

やばい、DREAMSWAPイケメン多すぎないか……？


いやでも、私の一番はDREAM様だから！

……今でも、だよね？



(いやいや、弱気になるんじゃない私！ めげないしょげない！)

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