こっち見て！ DREAM様！

まずいかも ページ20

「浮"気"じ"ゃ"な"い"ん"で"す"〜〜〜〜〜〜〜」


ﾒｱ『おい、席を外しているうちに何があった。』


「あんなイケメンが居るなんて聞いてません。」


ﾒｱ『あ？ あー……。』

ﾒｱ『知らん。好みはそれぞれだから否定はしないが、俺はそもそもそこのAUに近寄りたくもないからな。』


「うーっ……。」



地面に膝をつきながら頬に手をあてる。まだあっつい……！

あのあと私はすぐ家の影に隠れ、息を整えていた。


あのひと、一瞬だったからよくわかんなかったけど、見た目だけならかっこよさに全振りしたDREAM様って感じだったな……。

いや、DREAM様もかっこいいんだけどね！ DREAM様はなんというかかっこよさのなかに可愛らしさもあって愛嬌があってそれでいて猫のような幼い子供のような愛らしい性格をしていてなついた人には人懐っこい笑みを浮かべ私のような眼中にない者にはギャップのすごい絶対零度の視線を向けてくる最高に愛くるしいと言うかとても愛狂おしいというかなんというか愛狂わしいというか……。


いやでも、あの人もかっこよかったな……。この世界線のDREAMなのかな。

そういえばここって多分DREAMSWAPだよね？ だとしたらつまりあの人は＿＿。
NIGHTMAREさんに聞いてみよう。



「NIGHTMAREさん、ここって……。」


ﾒｱ『ポジティブの影響がここで出てくるとは＿＿もっと深く調べてみる必要性が＿＿』


「……NIGHTMAREさん？」


ﾒｱ『そもそも鶏頭に＿＿力の副作用＿＿』


「NIGHTMAREさん！」


ﾒｱ『！ ……ああ、なんだ？』


「考え事ですか？」


ﾒｱ『あー……まあそんなところだ。』


「？」



どうしたんだろう。そっちで問題でも発生したのかな、心もとないから通信機の不具合とかはやめてほしいなあ。

とぎれとぎれしか聞こえなかったけどポジティブとか鶏頭とか言ってたな。
もしかしてDREAM様の話？


っと、いけないいけない。ここはどこか聞いてみよう。



「NIGHTMAREさん、ここってもしかしてDREAMSWAPですか？」


ﾒｱ『ああ、そうだ。よくわかったな。』


「えへへ。」



褒めてもらえたのが嬉しくてちょっと半笑いになる。


＿＿というか、あれ？


DREAMSWAPで拳銃をメインで扱える人って、多分DS!INKくんくらいじゃなかった？

で、DS!INKくんは自分がDS!DREAM様が好きだと自覚して＿＿もしくは思い込んで＿＿いて。

私はDS!DREAM様に一目惚れしたわけで。

だとしたら私。




＿＿あれ？？？

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