こっち見て！ DREAM様！

今日もすてき！ ページ1

「ごきげんよう今日もいつもいつまでも麗しゅうございますねDREAM様！」


ｽﾜﾄﾞﾘ「……え？ ああ、……誰だっけ。」


「ひどいですね？」



「だってお前みたいな雑魚知らねえもん。」ときれいな声で言い捨てたのはDREAM様。
私が愛してやまない御方。


昨日も一昨日もずっとずっと前の日も会いに来ているのに、相変わらず冷たい。でもそこが好き。



「DREAM様私悲しいですよ、Aですよ。」


ｽﾜﾄﾞﾘ「……記憶にないな。」


「そんなあ！」


DREAM様にかまってかまって！ とアピールしていると、何者かが近づいてくる気配がした。



？「……まだやってるんですか、Aさん。」


「！」


ｽﾜﾄﾞﾘ「……ああ、兄弟！」



かけられた声に振り向くと……声の主はDREAM様の弟ことMAREくん。


なんだかんだ私と仲良くしてくれる友達だ。



そうこうしているうちにMAREくんは私の近くに来て、なぜかすこししゃがんで目線を合わせてくれた。
私は首をかしげる。



ｽﾜﾒｱ「Aさん、もうやめたらどうですか？ こんな鳥頭の近くにいたって頭がおかしくなるだけですよ。」


ｽﾜﾄﾞﾘ「おやおや、ふふ。随分と酷いことを言う。」


「ああDREAM様！ 笑ったお顔もすてきです！」


ｽﾜﾒｱ「ちょっとAさん！」



DREAM様の完璧スマイルに気を取られていると、MAREくんに左腕を掴まれた。
理由はわからないが、MAREくんはわりと私とDREAM様を引き離したがるのだ。


何故だろう……？ と考えていると、MAREくんは掴んだ私の左腕の手首を見て悔しそうに顔を歪めた。


ああ、たしかそこは昨日＿＿



ｽﾜﾒｱ「と、……もかく。行きましょうAさん。」


「え〜。」


ｽﾜﾒｱ「えーじゃない。」



ぐいっと腕を引っ張られて、強制的にDREAM様から遠ざかることになる。


ああ遠目で見てもお美しい……。



ｽﾜﾄﾞﾘ「なんだ、もう行ってしまうのか。」


「私はもっと居たいくらいです！！！」


ｽﾜﾄﾞﾘ「お前じゃない。」


「あれえ？」



そして遠く離れていても冷たい＿＿！


そんな茶番をしていると、MAREくんが吐き捨てた。



ｽﾜﾒｱ「バカ兄貴よりAさんのほうが大切なんだよ！」


「DREAM様に言われてたらきゅんと来てた。」


ｽﾜﾒｱ「無駄口を叩かない！」

気を惹きたくて→

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