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kn「……ゾムやったら、ハルのことどうするんや。」

zm「俺やったら、動物病院に連れてくで。」

sha「でも、シッマはハルを病院に連れてったんよな?」

俺は頷く。


shp「そもそも、ハルのこと『これは拾った犬です』って言ったんすか?」


……言ってないわ。

shp「……え、言ってないんすか?」

tn「じゃあ、どうやって怪我とか病気とか見てもらったん?」

kn「ええーっと……」


……何て言ったんやっけ。


kn「すまん、覚えてないわ。」

sha「なんでやねん!」



zm「取り敢えず、さっきも言うたけどハルは飼い犬の可能性はあるで。」

ゾムが口を開く。


……せやな。




kn「……すまんけど、一旦一人で考えさせてくれ。」

俺はハルを見ながら呟く。


zm「……分かった。どうするか決まったら連絡しろよ。」

tn「まあ、ゆっくり考えてとき」

sha「せやで、取り敢えずこのピザ持ち帰るな。」

shp「あ、後3切れぐらい下さい。」



ガヤガヤしていたリビングには、あっという間に静けさをもたらした。



kn「……ッはあ〜……。」


俺はソファーに引き寄せられるように近づく。

そのままソファーの上に寝っ転がった。


天井を見上げる。


……ハルは、飼い犬なんやろうか。



それは有り得ないハズやろ。


やって、定時よりも少し遅れて帰宅してたときにダンボールの中に空腹状態でいたんやで?

これで捨て犬やなかったら可笑しいやろ。


……犯罪。

ゾムの声が頭に響く。


ふと左に視線をやると、ハルがこちらを見ていた。


何も吠えずに、黒色の瞳で。

俺は無意識に手を伸ばす。


すると、ハルはこちらに来て吠えないまま擦り寄った。




kn「……ハルは、どこから来たんや……?」



そっと呟くと、ハルは俺から離れてどっかに行ってしまった。


kn「……はあ。」



俺は深い息を吐いたあと、眠気に襲われた……。

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キーナコチモ(プロフ) - 魔夜さん» コメありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです! (2021年7月14日 17時) (レス) id: 0743c30b41 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - コメント失礼します、めっっっさ癒される…!!ありがとうございます (2021年6月29日 19時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - 愛さん» 読んで頂きありがとうございます!ぜひやりましょ! (2021年5月3日 10時) (レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - プロセカ僕もしたいナー誰か一緒にやってくれないカナー|・ω・*)チラ (2021年5月1日 21時) (レス) id: 96009e0c9c (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ィ(プロフ) - あんこおさん» おぉ、嬉しいっす! (2021年3月19日 23時) (レス) id: 747d5d9f6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キーナコチモ | 作成日時:2021年2月21日 13時

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