ちっちゃい彼らは今日もかわいい。

28話　命を懸けてかくれ鬼！ ページ41

『最初はグー！じゃんけんぽん！』

『✊』

ライブ「✌️」

エビル「✌️」

すみれ「✌️」

ゆり「✌️」

『え、えぇ…私が鬼…？』

ここは公園。すごく広くて、遊具も多い。

ライブとエビル、それからすみれちゃんとゆりちゃんで遊びに来ました。

ただいまより、かくれ鬼をしたいと思います！

ほぼかくれんぼなんだけど、鬼に見つかっても、走って逃げられるのが「かくれ鬼」の楽しいところ！

すみれ「あっ！ねぇ、いいこと思いついた！」

ライブ「なぁに？」

すみれ「制限時間内に、見つかって捕まった人は、罰ゲーム！っていうのはどう？」

エビル「へぇ、楽しそうじゃねーか。」

ゆり「たしかに！気合いが入りそうだね。」

『ちなみに、誰も捕まらなかったら…？』

すみれ「鬼が罰ゲームで☆」

『いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』

『絶対！絶対見つけてやる！！』

ライブ(え…なんか…決まっちゃってる…。)

『制限時間は30分！逃げていいのは公園の中だけ。100数えたらスタートだよ。』

『あとライブとエビルは、カラスになるの禁止。』

エビル「ﾁｯ」

ライブ「なろうとしてたの…？」

『じゃあ始めるよ！』

全員「OK！！」

『いーち、にー、さーん…』

こうして、

『…きゅーじゅうきゅー、ひゃーく！』

『どこだぁぁぁっ！！』

(運)命を懸けたかくれ鬼が始まった。






『…いないんだけど？』

5分経過。

既に諦めかける私(早い)。

『どーこーでーすーかーー！』

…しーん。

『ですよね！！』

『全く、どこにいるんだか…』




ｶﾞｻｯ





『！！』

音のした方にそうっと近づくと…


エビル「！」

『みーつけた…っ！？』

ぴゅーっと、逃げ出してしまった。

『待てぇぇぇっ！』

エビル「誰が待つかぁぁぁぁぁ！！」

全速力みたいだけど、大きさの差で、距離は縮まる。

この調子なら…！








(エビルside)

待て待て待て。

見つかるの早いな！？

さっきくしゃみしたのが悪かったか…

エビル(とにかく、逃げる…！)

上手く撒けば、また別のところに隠れられる。

だが、その前に逃げられるかどうか…。







エビル(…そういえば、)

ジャッカルバイスタンプ(のオモチャ)、Aのカバンに入ってたような気が…。





…よし、そこまで走ろう。

絶対に、絶対に逃げきってやる…！

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