〜第五十一話〜 「我慢しますから」 ページ20
未だにカメラに入っていた音声が頭から離れない。
。＋＊。＋＊
死んじゃったんじゃないのかな〜
皆信じちゃって馬鹿みたいｗ
携帯の録音も私なのにｗｗ
。＋＊。＋＊
......。甲斐眼薊は去った。
復讐ができなかった。
だから、
サッカー部だけで...
貴「我慢しますから」
神童「え...?」
私は化身を出す。
全員「!!」
神童「A!!もうやめろ!俺達が間違っていた!!」
間違えていた
貴「どの口がそんなことを言えるのですか?試合はまだ終わっていません。」
霧野「A...。」
狩屋「......ッ 先輩!!」
ギュ...
全員「!?」
神童「狩屋!?」
私は狩屋君に抱きつかれていた。
貴「...!!離して...。」
狩屋「いやです...!!先輩。もとの優しい先輩に戻ってください!!こんなこと俺達がいう筋合いありませんが、もういやです!!また...また!!笑ってください!!!」
ポロッ
そう言い終えると狩屋君は一粒涙を流した。
貴「......。」
私は放心状態のままだったが、目が何故か熱くなってきていた。
そしてついには、泣いた。
声なんか張り上げず、ただ、静かに。
全員「......。」
スッ...
私は狩屋君の背中に腕を回そうとしたその時...
ズキッ
貴「ぅ...!?うあぁ...ぁ...!!」
狩屋「先輩...?」
パンッ
指輪が...割れていく...。
そっか。体力も限界だったんだ。
ズルッ
狩屋「!!?先輩!!」
私は狩屋君の腕からずり落ち、倒れた。
横になってみた指輪は、黒く、破片は鋭く尖っていた。
あぁ。今大事なこと思い出した。
お母さん...。ごめんね。
約束守れなかったよ。
「いい?どんなことがあっても、''力''で解決しようとしたら駄目よ。人を傷つけるだけになってしまうからね。A。」
涙は、止まることを知らないようだった。
でも、もうこれで終わった気がする。
もう誰も、呪いたくない。
傷つけたくない。
''あの日''約束したこと、''今日から''になってもいい?
ねぇ。
お母さん。
〜第五十二話〜 「...前にも似たようなことがあってな。」→←〜第五十話〜 「私は実験のためにいじめられたのか!?」
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刹那雪@少年少女(プロフ) - うぎゃあああっ、すみません！間違えて低評価をっ…本当にすみません！この作品大好きです！応援してます (2012年10月20日 23時) (携帯から) (
レス) id: bff5f92ff3 (このIDを非表示/違反報告)
晴楓(プロフ) - ２がいいです！ (2012年5月23日 17時) (レス) id: 76c96ae601 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - アンケ１がいいです 更新がんばってください！＾＾ (2012年4月28日 18時) (レス) id: 45359639d8 (このIDを非表示/違反報告)
*´麻奈夏`* - 1…BADENDが良いなぁww頑張って (2012年4月26日 23時) (レス) id: a9dde1cef3 (このIDを非表示/違反報告)
空鳥(プロフ) - 私は３ですね＾＾主人公cの生死は幽夢白蓮sに任せます！！ (2012年4月26日 22時) (レス) id: f264682a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃけ。 | 作成日時：2012年4月6日 22時
