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【戦闘が一足抜けて、下はダンゴ状態！上位何名が通過するかは公表してねぇから安心せずに突き進め！？】
そのアナウンスが聞こえきたころ、私はフォールを渡りきって、何人かと最終関門に差しかかろうとするところだった。
「平地････？」
【1面地雷原！！怒りのアフガンだー！！！】
「じ、地雷！？」
ひえ、と戦きそうになるが続いたアナウンスに地雷はよく見ればわかるような仕様になっていると告げられた。走り寄ってみればたしかに、地面に何か埋まっているような跡がいくつかある。
「(地雷ならシールドで防げる、けど、私のシールドは物理エネルギーだから地雷には"触れてしまう")」
いちいちシールドで防御していられない。
それに、私だけでない、後続もどんどん来ている。後続が踏んだ地雷に巻き込まれる可能性だって、ゼロじゃない。
「････！」
前方で、爆破による浮遊と加速で爆豪くんが轟くんに追いつくのが見えた。周りもラストスパートをかけ始めている。浮遊、爆破、飛ぶ？
「(飛ぶんじゃ、なくて、浮かんで、移動が無理なら伝えば？そう、加速もできる)」
後続がコースへ入っていく中、両手で丸筒の形を作って集中する。体力測定のときみたいな、あの形。けど、突起を作って、形的には、トンファーのような。
「シールド！」
ズドン！！という音で出現した棒状のシールドが地面に突き刺さり、その棒の突起を掴んだ私と共に上空へ伸びていくのと緑谷くんが"それを仕掛けた"のはほぼほぼ同時だった。
「！ (緑谷くんが飛んでる？)」
何か板のようなものに乗った緑谷くんが、物凄い勢いで先頭の2人に向かって飛んでいく。
「すご、」
思わず、口元に笑みが浮かんでしまう。
負けたくない。絶対に！
「シールド！！」
棒状のシールドから、斜めに降下していくその1枚板のシールドは、さながら長くて大きな、滑り台のようだった。
【なんだありゃー！？】
プレゼントマイク先生のアナウンスが、耳を弾いて飛んでいく。滑り台の出現と同時に、突起から手を離し、足を立て一気に滑り落ちる。余裕がなくて囲いは作れない。しかもこのシールドは私の体重の負荷がかかってる、10秒で消えちゃう！上手く滑り落ちるしかない！
先頭の3人の間で、大規模の爆発が起きた。
「っ！？」
思わず支えにしていた片手を外して、顔面を覆ってしまう。爆発し、立ち上った土煙を抜けて視界が開けたと同時に私は地面に投げ出された。
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千歳(プロフ) - ナモミールさん» ひえー！ありがとうございます！うんうん考えながら書いているので嬉しいです！尾白くんはもう主ちゃんちょっと気になってる感じですね、たぶんUSJ辺りからです。どうなるかどうか一緒に見守ってください！ありがとうございました！ (2020年3月27日 23時) (
レス) id: f6f8db44cb (このIDを非表示/違反報告)
ナモミール(プロフ) - 凄く面白いです!あまり尾白君の出番がある作品はほぼ無いので凄く好みです…!個人的には夢主ちゃんのお相手になったら…(←図々しくてすみません) (2020年3月24日 1時) (レス) id: fc525afbc4 (このIDを非表示/違反報告)
千歳(プロフ) - orangeさん» ありがとうございます！私得だけだと思って書いたんですが、楽しんで頂けてとても嬉しいです。これからもよろしくお願い致します！ (2019年8月22日 16時) (レス) id: f6f8db44cb (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 続編おめでとうございますー！一番最初の方にオマケ（？）みたいな感じで載っていたお話、とっても面白かったです！更新応援していますー！ (2019年8月22日 9時) (レス) id: 59138960e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千歳 | 作成日時：2019年8月4日 21時
