この感情は ページ36
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壱馬side
樹の知ったかぶったような言葉にイラッときて
気がつけば胸ぐらを掴んでいた
自分でも何がしたいかわからん
こうやって樹に向かって逆ギレして
今こうして胸ぐら掴んで強く当たって
俺は、何でこんなに彼女の事になると必死になるんだろう
まだ話したばっかやのに。
"1人の女性としてのAちゃんを理解したい"
この言葉に込められた意味は？
ただ単純に興味が湧いただけ？
それとも＿＿＿＿…
樹「……すみません。カッとなっちゃいました。、、リハ行きましょ、？」
樹の落ち着いた声で我に返る
壱馬「……ごめん、俺こそ」
樹「もういいっす。それに、」
壱馬「？」
樹「…俺はもう頑張っても無駄なんで。じゃあ、先に行きますね」
そう言って颯爽と角を曲がって行った樹。
壱馬「………………なんで、こんな必死なん……っ」
こんなん、初めての感情や、
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作者名：杏都
| 作成日時：2020年1月10日 19時
