タイトル未定 Ⅰ (ページ31)

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ばったりページ31

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驚いたように呆然としている彼を見て、今度こそ荷物をまとめてドアに向かって歩き出した。

静かにドアを開けて、部屋を出る。

思ってたより長居しちゃったなあ……

なんて思いながらエレベーターに乗り込もうとした時、

？「え！！？？」

廊下に響くくらいの大きな声。

見てみると私の右隣にいたとは4人の男性。

あ～、エレベーター閉まっちゃった、

？「北人さんどしたんです…………あ、」

『あ、』

4人の中に、約2時間前まで一緒にいた樹がいた。

北人「え！樹Aさんと知り合いなの？！」

樹「や、違いますよ笑でもパートナー役だったんである程度は話してましたよ、ね？」

『っあ、うん。』

慎「久々に直接会えた……」

『……あ、貴方達も、えっと、らん、らんぺ、、』

吾「RAMPAGEです！」

『あ、それだ。じゃあ私はこれで、』

再びエレベーターが来たからささっとエレベーターに乗り込む。

樹「待って、」

北人「え！樹？！」

『！？』

彼が急いで乗り込んできた

ドアが閉まって、狭い空間に2人。

＿＿

樹side

樹「………なんでここにいんの」

『……呼び出し食らったから』

樹「誰に」

『、』

樹「誰」

『……壱馬、くん。』

樹「……話したの？俺の事も、昔の事も」

『、うん』

樹「…………………壱馬さん、どんな反応してた？」

『…驚いてたよ、笑』

樹「そっか、」

『あんなにあっさり理解してくれるの、やっぱり樹だけみたい、笑』

ははっ、と乾いた声で笑うA。

そんな彼女を優しく抱き締めた

樹「………俺がいるから」

『…ん、ありがと』

距離が離れた瞬間に1階についたエレベーター

"じゃあね"そう言って逃げるようにAは外へ出て行った。

さっき抱き締めた時、

いつもは抱き締め返してくれるはずなのに

なんで抱き締め返してくれなかったの、？