タイトル未定 Ⅰ (ページ14)

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匂わせページ14

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"密着！川村壱馬＆如月A お家デート "

と大きく書かれた雑誌

あれから約2週間後くらいに出されてて。

表紙は勿論私達で。

なんとまあベッドシーン。

@___ やばい！美男美女過ぎて嫉妬しないw

@___ インタビューのとこ不仲っぽすぎて笑った

@___ 初めてお似合いって言葉の意味が分かった気がする…

とか色んなことがSNSで書かれていた

マネ「あの雑誌重版決定らしいわよ」

『ええ～、凄。』

マネ「そしてA。」

『はい』

マネ「アンタ今地味に炎上してるでしょ笑」

『………そうなんだよね。自分でも謎』

あれから壱馬くんからインスタのフォローが来たから返したの。

それだけだよ？

で、雑誌の写真とオフショットと一緒に壱馬くんタグ付けして投稿したらなんか炎上してた。

どうやら彼は今まで女性をフォローしてなかったらしい。

＋私の投稿に彼がコメントを送ってきた。

お陰様でまあまあまあまあ大変

お前付き合ってんの？とか

アンタのせいでランペに影響出たらどうすんの？とか

匂わせまじで辞めてうざい

しまいには死ねとか

無駄にアンチさんからのフォローは増えるし

『…事の発端は壱馬くんだっつーのに』

マネ「よほどフォローしてたのが珍しかったんでしょうね笑」

『だからって死ねは酷くない？』

別に傷つかないけど。

むしろ、慣れてる。

あ～……最悪。

昔のこと思い出しちゃう。

蘇るのはただただ汚い過去。

『………私だって、早く死にたいわ』

マネ「A」

『…大丈夫。まだ死なないよ、笑』

マネ「…………もう、昔の事は忘れて、お願い、」

『ごめんねマネちゃん。それは無理だよ』

私はずっと、過去に縋ってばかりいる