第31松 ページ31
A目線
「お、おはようございますっ！」
久しぶりの会社なので、少し緊張しながら挨拶をした。
こんなに緊張しているのは、面接の時以来だうか。
すると会社員の人たちは慌てて私の元へ来る。
「Aちゃん！？」
「Aさんならまたきてくれると信じていました！」
会社員の人たちが喜びの声をあげている。
私はふと椅子に座っている人物に目をやる。
その人は私に気づいたのか、椅子から立ち上がりこちらに近づいてくる。
「久しぶり、元気にしてた？」
「お久しぶりです！先輩！」
男性社員の中で一番尊敬している先輩。
先輩はすごく心配そうな目で私を見ている。
そしてふと先輩の足元に目をやった。
「…え、先輩…それって…」
「うん、怪我してさ…」
先輩の足には包帯が巻かれており、松葉杖をついていた。
でも怪我という怪我ではなさそうに感じる。
何かの事故に巻き込まれたような気がしたんだけど…。
そう思っていると、横から女性社員先輩に「この子、誰かに殴られたらしいの」と説明が入る。
「え…！？誰かにって…」
「殴られたというか…ｺﾛされかけたというか…面目ない…」
先輩は申しわけなさそうに笑う。
「誰かに殴られた」という文章で、何となく胸騒ぎがする。
「その…殴られた人の顔とか特徴は覚えてます…？」
恐る恐る聞くと、先輩は少し間を置いてから口を開けた。
「…知り合いとかではなかったと思うんだけど…確か紫色のパーカーで…男性で…あとはなんだったかな…」
そこまで聞くと私はハッと息をのんだ。
紫色のパーカーってもしや…。
ますます嫌な予感しかしない。
「Aちゃん、どうかした？」
「あ、いえ何も…」
女性社員の先輩が心配そうに顔を覗き込む。
私は慌てて笑顔を作り、仕事との切り替えをつけようとする。
「仕事、始めましょう！先輩！」
私が笑顔でそう言うと会社員の人たちも笑顔になる。
「「「始めようか！」」」
…帰ったら確かめなきゃ…。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
久々(多分)の更新！
テストから解放されたので(まだ他のテストがあるけど)地道に更新していきます！
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りぃ - 一松「orrrrrrrrrrrrr」自分「wwwwwwwww」 (2019年7月9日 23時) (
レス) id: a6e4e287d1 (このIDを非表示/違反報告)
天城 美依(プロフ) - 凛さん» 教えて下さり、ありがとうございます！頑張ります！ (2018年1月9日 16時) (レス) id: 6a5ae3df9e (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 26松の19行目(文字だけ数えて)の(名前)が(何名前)になってしまっていましたよ(´・ω・｀)これからも頑張ってください！ (2018年1月9日 15時) (レス) id: 7375f033bb (このIDを非表示/違反報告)
曖那 - トド松の発言www (2017年12月31日 17時) (レス) id: b59e7160ce (このIDを非表示/違反報告)
SIRURU(プロフ) - このお話大好きです。更新頑張ってください！続き待ってます！ (2017年11月12日 10時) (レス) id: 959e10f006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天城 美依 | 作成日時：2017年8月1日 6時
