第21松 ページ21
A目線
「ねぇ、A」
「どうしたの？」
「僕のこと好き？」
「好きだよ」
「ありがとう、僕もAのこと好きだよ」
そんな会話をしていた。
時計を見ると、時刻はお昼になるところだった。
本来なら、今日は仕事だった。
でも仕事を無理矢理休められてしまい、出勤が出来ない。
「ねぇ、一松。私そろそろ仕事行きたいんだけど…」
仕事を無断で休んでから３日が過ぎていた。
そろそろ行かないとマズい。
私がおずおずと聞くと、一松は機嫌を悪くした。
「僕から離れるの？あー別にいいよ、どーせAは僕のことなんかゴミとしか思ってないもんねー」
「ゴミとは思ってないよ！ただ、そろそろ行かないと流石にまずくて…」
「いいんじゃない？仕事なんてさ、母さんと父さんがなんとかしてくれるし」
「そういう訳にもいかないよ、この家に沢山お世話になってるんだから」
「僕から離れるんだったら好きにしてください、僕のこと捨てたいんだったら捨ててください、まぁ僕なんて燃えないゴミだし…」
一松がそっぽを向いて、独り言を始めた。
背中から闇オーラが出てくる。
早く止めないと…。
「わ、私は仕事よりも一松の方が大事だからさ。だからそんな暗い顔しないで、ね？」
「…本当に？」
「う、うん」
「嬉しい、ありがとう」
背後からの闇オーラは消えて無くなり、スッと笑顔に戻った。
「じゃあ、僕にぼし買ってくるから」
「うん、いってらっしゃい」
「いってきます。あぁ、後それと…」
一松は私の耳元で呟いた。
「ステナイデネ？」
一瞬、ゾッとした。
背筋が凍ってしまい、顔が真っ青になったような気がした。
一松は私の耳元から離れると、部屋を出て行った。
「…さっきの、何だったんだろう…」
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りぃ - 一松「orrrrrrrrrrrrr」自分「wwwwwwwww」 (2019年7月9日 23時) (
レス) id: a6e4e287d1 (このIDを非表示/違反報告)
天城 美依(プロフ) - 凛さん» 教えて下さり、ありがとうございます！頑張ります！ (2018年1月9日 16時) (レス) id: 6a5ae3df9e (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 26松の19行目(文字だけ数えて)の(名前)が(何名前)になってしまっていましたよ(´・ω・｀)これからも頑張ってください！ (2018年1月9日 15時) (レス) id: 7375f033bb (このIDを非表示/違反報告)
曖那 - トド松の発言www (2017年12月31日 17時) (レス) id: b59e7160ce (このIDを非表示/違反報告)
SIRURU(プロフ) - このお話大好きです。更新頑張ってください！続き待ってます！ (2017年11月12日 10時) (レス) id: 959e10f006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天城 美依 | 作成日時：2017年8月1日 6時
