第18松 ページ18
A目線
押し入れの中に入れられ、身動きがとれなくなった。
暗闇で何があるのかも分からないまま必死に足掻き続ける。
腕は一松に押し付けられ、口は柔らかいもので塞がれていた。
これは…一松の唇？
すごく苦しい。
離そうとしても離してくれない。
口が塞がれたまま2分が過ぎた。
ようやく離してくれた。
一松「ヒヒッ…顔赤いよ…？可愛い…」
「い、いちまっ、一松！！はな、離して！」
一松「嫌だよ、今離したらまたどっか行くでしょ？」
「どこも行かないから！！離して！」
一松「無理」
押し入れの中が暑すぎてもう苦しかった。
頭の中は「苦しい」という感情で制御されている。
一松「まぁそれよりもさぁ、これ誰？」
一松は一枚の写真を見せてきた。
これは…私と先輩との写真？
いつの間に撮られてたんだろう。
一松「この男誰？どうして一緒にいるの？僕がいるから男なんて要らないでしょ？それとも僕に飽きたの？もう僕のこと嫌いなの？僕よりこの男の方がいいの？ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」
「い、一松！？お、落ち着いて！」
一松「ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」
何度言っても一松の口は止まってくれない。
「この人は会社の先輩だよ！相談したいことがあったから相談していただけだよ！別に一松が嫌いになった訳じゃないよ！」
一松「だったらどうして会社の外で話してるの？もしかして僕に見せつけたいからわざと外で話してたの？」
「先輩が会社の外にいるのを見つけたから話しかけにいっただけだよ！」
一松「ふぅん、そうなんだ」
一松は写真を縦に破り、床に捨てた。
一松「まぁ今回はちゃんとそれなりの理由があったみたいだから許す、けど次からは容赦しないよ」
それだけ言うと、一松は部屋から出て行った。
部屋で１人取り残された私は破られた写真を見ることしか出来なかった。
一松は何故いきなりあんなに態度が変わったんだろう。
もう何が何だか分からなくなってきた。
一体どうしたんだろう…
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りぃ - 一松「orrrrrrrrrrrrr」自分「wwwwwwwww」 (2019年7月9日 23時) (
レス) id: a6e4e287d1 (このIDを非表示/違反報告)
天城 美依(プロフ) - 凛さん» 教えて下さり、ありがとうございます！頑張ります！ (2018年1月9日 16時) (レス) id: 6a5ae3df9e (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 26松の19行目(文字だけ数えて)の(名前)が(何名前)になってしまっていましたよ(´・ω・｀)これからも頑張ってください！ (2018年1月9日 15時) (レス) id: 7375f033bb (このIDを非表示/違反報告)
曖那 - トド松の発言www (2017年12月31日 17時) (レス) id: b59e7160ce (このIDを非表示/違反報告)
SIRURU(プロフ) - このお話大好きです。更新頑張ってください！続き待ってます！ (2017年11月12日 10時) (レス) id: 959e10f006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天城 美依 | 作成日時：2017年8月1日 6時
