第17松 ページ17
A目線
「ただいまー…」
時計を見ると11時だった。
皆はもう寝たかな？
声が聞こえないということは寝ちゃったか。
廊下を歩いていると、二階から声が聞こえた。
その声は何やら争っている感じ。
一松とおそ松とカラ松の声が聞こえる。
喧嘩でもしたのかな。
チョロ松「あ、おかえり」
「ただいま〜」
階段からチョロ松が降りてきた。
頬を見ると痣がある。
「チョロ松、その痣どうしたの？」
チョロ松「あぁ、これ？ちょっと一松に引っかかれてさ…」
一松が…？
一体どうしたんだろう。
そう思い、二階へ行こうとするとチョロ松に止められた。
チョロ松「今Aが行ったら危ないよ！」
「でも、一松が…！！」
チョロ松「一松は暴走している、今おそ松兄さんとカラ松が止めてるから」
「何で暴走したの…？」
チョロ松「分からない、けどさっきからAの名前を連呼してるんだよ…」
私はチョロ松の手を振り払い、無我夢中で階段を駆け上った。
後ろからはチョロ松の声が聞こえるが、気にせず進む。
勢いよく襖を開け、部屋に入った。
「一松！！！」
カラ松「A！？何故ここに…！？」
おそ松「バッカ！お前は一階にいとけ！一松は俺らで何とかするから！」
おそ松とカラ松の頬や腕を見ると、痣や傷があった。
所々血も出ている。
トド松と十四松は端っこで怯えていた。
チョロ松「ほらA、行こう！」
「一松、どうかしたの！？」
チョロ松とおそ松の声を全力で無視をして、一松に近づく。
一松は黒い笑みを浮かべた。
一松「あぁ…やっと帰ってきてくれたんだね…」
「一松…？」
一松「待ちくたびれたよ…さぁ、行こう？」
一松は私の腕を掴むと、強く強く抱きしめた。
息をするスペースがないので、苦しくなってくる。
一松「おそ松兄さん、カラ松兄さん、チョロ松兄さん、さっきは殴ったりしてごめんね？十四松とトド松もごめんね」
一松が珍しくカラ松を兄さん呼びしていたので、すごく吃驚した。
すると一松は私を抱きしめたまま、部屋から出た。
おそ松「お、おい一松！」
カラ松「一松…？」
チョロ松「待て一松！」
襖は勢いよく閉められ、部屋からは静寂に包まれていた。
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りぃ - 一松「orrrrrrrrrrrrr」自分「wwwwwwwww」 (2019年7月9日 23時) (
レス) id: a6e4e287d1 (このIDを非表示/違反報告)
天城 美依(プロフ) - 凛さん» 教えて下さり、ありがとうございます！頑張ります！ (2018年1月9日 16時) (レス) id: 6a5ae3df9e (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 26松の19行目(文字だけ数えて)の(名前)が(何名前)になってしまっていましたよ(´・ω・｀)これからも頑張ってください！ (2018年1月9日 15時) (レス) id: 7375f033bb (このIDを非表示/違反報告)
曖那 - トド松の発言www (2017年12月31日 17時) (レス) id: b59e7160ce (このIDを非表示/違反報告)
SIRURU(プロフ) - このお話大好きです。更新頑張ってください！続き待ってます！ (2017年11月12日 10時) (レス) id: 959e10f006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天城 美依 | 作成日時：2017年8月1日 6時
