検索窓
今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:6,627 hit

千切、なにが好きなの? ページ4

千切は塩対応である。

ただの塩対応だったら良いのだが、私へのあたりが強い。まぁ、存在を認知されてるだけでありがたいのか?なんてたまにアホな思考に至る。


もしかしたら私、嫌われてるのかなー。

確認するまで!!!






 『千切ー!!!』


 千切「おまえはなんなの?叫ばないと生きていけないの?」


 『千切って私のこと嫌い?』


 千切「話きけアホ」





今は10分休憩の時間である。

本を読んでイケメンオーラをふりまいている彼に話かけたがご覧の有り様。

ま、まぁ?ツンデレ?なのかな??




 千切「つか、近い……!」


 『あ、ごめん』



千切って髪キレイだな。顔くらいで切り揃えられた赤紫色もキレイ。

さぞかしモテるんだろうな、知ってるけどさ。





 『そうだ!今日も応援しに行っていい!?』


 千切「……別に、良いけど」


 『千切ってなにが好き?』


 千切「黒猫」


 『あ!ウチの猫ちゃん黒い!!運命かな?』


 千切「………マジ?いんの?」


 『うんうん!ポチっていうの!』


 千切「ポチって…犬かよ」


 『お腹の一部分がポチっと白いんだよ!!』


 千切「へー…良いじゃん」







彼は少し笑みを見せた。

その顔に倒れそうになったのは言うまでもない。

千切、猫だよ!→←千切、女の子だよ?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
122人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひよこ | 作成日時:2023年1月7日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。