4cm ページ6
結局、
岩泉「ただでさえわけ分からん状況なのに、これ以上変なこと言って一条のこと困らせんな。さっさと留守番決めんぞ。一条に決めてもらえばお前らも文句ないだろ」
という岩泉のキングオブ漢発言により、
A「……岩泉でお願いします」
及川「まあそうなるよね!岩ちゃんずるい!」
岩泉「文句言ってんじゃねぇグズ川。自分の発言と行動のせいだろうが」
及川「ぐうの音も出ない!!」
岩泉と留守番することになりました。
なんだけど…
A「…岩泉さん」
岩泉「おー」
A「なにしてるの」
さっきからほっぺをつつかれたり、
両側からつままれたり、
岩泉「柔いなぁと」
A「んん…」
要は好き勝手遊ばれている。
どうしたの岩泉。
あなたは女の子にベタベタ触るようなキャラじゃないでしょ。
しかもなぜか真顔だし…どういう感情?
なんて思いながら岩泉の顔を見れば、
岩泉「…はは、なんかお前可愛いな。ちっこいからか?」
A「…………っ」
ふっ、と微笑まれた。
突然の笑顔&"可愛い"発言に心臓が跳ね上がり、みるみるうちに顔が熱くなる。
普段冗談でもそういうこと言わないくせに…。
あれかな、もしかして今の私は岩泉に女性として認識されてないのかな。
岩泉「女が人形で遊ぶ気持ちが分かった気がする」
そう言ってまたむにむにとほっぺをいじり出す。
完全に人形扱いされてますね。
A「あ、そう…」
…なにこの天然ニブ男、怖いんだけど。
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作者名:シィタ | 作成日時:2021年6月1日 15時