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第四十三話 ページ45

気が付けば、僕は玄関に倒れていた。

ばっと起き上がり辺りを見渡す。

ここは、間違いなく僕の家だ。



「…A」



気づけばAの名を呟いていた。

ハッとして自分の左手を見れば、あの時貰ったペアリングがそこにあった。

懐かしむように、そっと指輪に触れる。

指輪を外し、裏側を見れば

そこには、Aの文字。



「…安物なんて、嘘じゃないか」



そっと、指輪に口付けを落とした。



「アンッ!」


「…ただいま、ハロ」



自分の愛犬の頭を撫で、抱き上げ部屋に入る。

自分のスマホを手に取り、日付と時間を確認する。

今日は、三月十日。

十四時五十六分。

あの日。

Aがいる世界に行ったあの日から

こちらの世界は

時が、進んでいなかった。

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ぷぅ(プロフ) - はい、大好きな作品で何度も繰り返し読ませていただいてますし、これからも繰り返し読ませていただきますね(#^.^#) (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぷぅさん» そう言って頂けて幸いです。忙しさを理由に小説を書けていない事、申し訳ないです…。私の小説のためにコメントしてくださってありがとうございます。まだ好きでいてくれてありがとうございます。ぷぅ様、これからもこの小説をよろしくお願い致します。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、違うかもしれないですけど大好きな作者さんが頑張って書いてくれた素敵な作品をもし盗作されたらと思うと悲しいので( >Д<;) (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - プロフの名前はくまたそです。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぷぅさん» これから確認し、内容次第作者様の方にご連絡差し上げようかと思います。わざわざありがとうございました。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yu-kun | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yyyh/  
作成日時:2019年3月10日 14時

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