第十七話 ページ19
レシピ通りに作っていたらちゃんと出来た。
味見もしたが普通に美味かった。
料理もやればできるんだな、と自分に関心した。
セロリ料理と一緒に中華スープも作ってみたが美味かった。
瀬田に貰った食器に料理を入れ降谷さんの元へと運んだ。
「降谷さん、ご飯出来ました。どうぞ」
「…！ この食器は…」
「はい、先程友人が持ってきてくれまして」
「そうか…すごいな…」
降谷さんは食器を手に取りじっくりと眺めている。
「冷める前に食べましょう。いただきます」
「あぁ、いただきます」
二人して中華スープを啜る。
玉ねぎだけにしようかと思ったが卵を落として正解だった。
「…美味い」
「本当ですか？ ありがとうございます」
あの降谷さんに私が作った料理を褒められるとは嬉しいな。
作ったかいがあるというものだ。
「僕の好きなもの、本当に知っていたのか…」
「はい、知ってます。漫画読んで知りました」
「漫画…か。それは名探偵コナンのだよな？」
「いえ、ゼロの日常という漫画です。降谷さんが主役の漫画なんですよ」
「僕が…主役…？」
「はい」
降谷さんは箸を止め。口をぽかんと開けて驚いていた。
「…そうか…僕が主役か…。…どんな物語が描かれているんだ？」
「そうですね…普段の降谷さんって感じですかね。安室さんとしてポアロで働いている降谷さん、公安警察官の降谷さん、そして、バーボン」
降谷さんは話に聞き入っているように私の話を聞いていた。
その眼差しは真剣で、私を貫いてしまうのではないかというくらいの瞳をしていた。
「そして、ハロちゃんとの出会い。あ、風見さんのことも描かれていました」
「ハロと風見のこともか…そうか…。教えてくれてありがとう」
そう告げ、降谷さんはまた食事に戻った。
…この話はもうよそう。
降谷さんにとって、辛いことだろうから
「…おかわり、いかがですか？」
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ぷぅ(プロフ) - はい、大好きな作品で何度も繰り返し読ませていただいてますし、これからも繰り返し読ませていただきますね(#^.^#) (2020年9月19日 23時) (
レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぷぅさん» そう言って頂けて幸いです。忙しさを理由に小説を書けていない事、申し訳ないです…。私の小説のためにコメントしてくださってありがとうございます。まだ好きでいてくれてありがとうございます。ぷぅ様、これからもこの小説をよろしくお願い致します。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、違うかもしれないですけど大好きな作者さんが頑張って書いてくれた素敵な作品をもし盗作されたらと思うと悲しいので( ＞Д＜；) (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - プロフの名前はくまたそです。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぷぅさん» これから確認し、内容次第作者様の方にご連絡差し上げようかと思います。わざわざありがとうございました。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-kun | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yyyh/
作成日時：2019年3月10日 14時
