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突然、ポッケがブルブル震えて、着信だよと教えてくれた。
iPhoneの画面には、�犂篤弔気鵝匹諒源�。
こんな間際になんの連絡だろ。
時計を確認しつつ、
「はい。」と応答する私の耳に、
「あ、もしもし。Aか？」
と、監督さんの大きな声が響く。
もう少しボリュームを落としてもらえないかな。
「お疲れ様です。
私、そろそろ家を出ますけど。なにか急用ですか？」
iPhoneを耳から離して、まゆをひそめて尋ねると。
「おお、良かった。まだ家か。
お前んトコの店に、篤人が来てないか？
いたら、代わってくれ。」
え？内田さんに代われ？
「いえ。今日は来てないですけど。
どうしたんですか？いったい。」
単刀直入に切り出された用件。
しかも。
予想外の人の口から�猗燹匹量樵阿�出たから。
私の心臓は、キュッと捻られたように縮み上がった。
い、いやね。
監督さんが私の気持ち、見透かしてるわけないじゃない。
「なんだ、いないのか。弱ったなぁ。」
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキするのを必死で抑え込んで。
「内田さんがどうかしたんですか？」
出来る限り、平静を装って尋ねた。
「実はな。今日オレんトコに、篤人からでっかい荷物が届いてな。
なにかと開けてみたら、
ボールケースと新品のボールが入ってたんだよ。
同梱されてた手紙には、
良かったら使ってください、とだけ書かれててさ。
びっくりしたの、なんのって。」
ボールケース？
そう言えば、今使ってるの、キャスターが歪んでガタついてた。
端っこも破けてたし。
うち、団費、ギリギリだから。
余裕がなくて、だましだまし使っていた。
内田さん、それに気づいてくれてたんだ。
「なんだ。A、篤人からなにも聞いてないのか？」
「はい。なにも・・・。」
気に、かけてくれていたんだ。
彼の優しい心遣いに、
胸の奥が、きゅうぅと熱く。切なくなった。
その優しさは、私に向けられたものじゃない。
そんなコト、わかってる。
だけど。
私の心が、胸が、想いが。
ドクンっ、ドクンって音を立てて膨らんでいく。
はち切れそうなほど、大きく大きく。
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ちさと(プロフ) - nanaさん» コメントありがとうございます(*^^*)話の流れが行くとこまで行っちゃった感があって、この先無理やりな感じにならないか不安です（汗）期待していただけて嬉しい反面、コワいです。4章頑張ります！ (2015年2月25日 20時) (
レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - すれ違う二人に悶々とはしますが、お話としてすごく盛り上がって参りましたね？！第4章もすごく期待して待ってますね♪ (2015年2月25日 15時) (レス) id: 9b43dc8466 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 空さん» 泣かないでっ(>_<)ホントにギュッてしちゃいたかったんですけどね（笑）まぁ、可愛いく舞うまで取っておくことにしました。キレイなお姉さん、正体はね…(￣▽￣)4章でわかる。と、思います。続きお楽しみに！ (2015年2月24日 23時) (レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ちさとさん泣いてしまいました…>_<…でも4章は�爐泙海箸鵬聴Δ�舞ったなら”でしょ楽しみです！もう腕掴んだ時ぎゅーとしてしまえばよかったのに。後きになるのがお綺麗なお姉さんの事。気になりながら4章お待ちしてます。 (2015年2月24日 22時) (レス) id: 2458b5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 716(なないろ)さん» コメントありがとうございますm(__)m年長さんドンドン絡んでいく予定です(=^x^=)４人の恋もそろそろクライマックスです（たぶん）この先もお付き合いよろしくお願いします(*^^*) (2015年2月24日 19時) (レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちさと
| 作成日時：2015年2月8日 16時
