Yu-ki side ページ31
あの店、気に入らなかったのかな・・・。
旅行会社の現地添乗員の仕事をしてるって言うから。
好きなオンナの子を一発で落とせそうなお店をと、
菜月さんにあの店紹介してもらったのに。
・・・なにがいけなかったんだろ。
昨日、思い切ってAをデートに誘った。
チームの練習やら、審判の勉強やら、Aはとにかく忙しそうで。
なかなかチャンスがなかったんだけど、
無事審判資格が取れたんだし、そのご褒美といういい口実を見つかった。
最初は渋っていたけど、行きたいところならとようやく首を縦に振ってくれて。
オレは、テンション上がりまくり、嬉しくてたまんなかった。
だけど、行きたいトコってどこなんだろ？
それを尋ねようとしたけど、さと子さんに呼ばれてAはオレのところからいなくなっちまった。
う〜ん、アイツの行きたいところ、ねぇ。
・・・皆目見当がつかない。
プラン、練らなきゃいけないのに。
どうすっかなぁと、首をひねっていたら、
Aと入れ違いに菜月さんがオレの前にやってきた。
口元に軽く笑みを浮かべて、
「祐樹くんも、Aちゃんに頑張ったご褒美？」
あえて、という風情の、含みを持たせるような言い方をして話しかけてきた。
不可解な言動に、ドキッとして菜月さんを見上げると。
柔らかな声と裏腹に、抉るような光を放つ瞳とぶつかった。
その光は、妙に胸をざわつかせる。
「え。・・・�爐癲匹辰董�」
「内田さんにね、ご褒美をもらったみたいよ。」
うっちーくん、に？
その名前を聞いて、じわりじわりと胸がざわつき始めた。
・・・。
ふぅん、
だからあんなにご機嫌なのか。
胸元はザワザワするのに、頭はやけに冷静。
片付けながら、他のお客さん達と談笑するAの横顔を見ながら、
冷静に分析を始めた。
いつも以上に軽やかで朗らかなAの笑い声。
開放感がそうさせてる。
・・・とは、言い切れないモノが、その表情に溢れてる。
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ちさと(プロフ) - nanaさん» コメントありがとうございます(*^^*)話の流れが行くとこまで行っちゃった感があって、この先無理やりな感じにならないか不安です（汗）期待していただけて嬉しい反面、コワいです。4章頑張ります！ (2015年2月25日 20時) (
レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - すれ違う二人に悶々とはしますが、お話としてすごく盛り上がって参りましたね？！第4章もすごく期待して待ってますね♪ (2015年2月25日 15時) (レス) id: 9b43dc8466 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 空さん» 泣かないでっ(>_<)ホントにギュッてしちゃいたかったんですけどね（笑）まぁ、可愛いく舞うまで取っておくことにしました。キレイなお姉さん、正体はね…(￣▽￣)4章でわかる。と、思います。続きお楽しみに！ (2015年2月24日 23時) (レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - ちさとさん泣いてしまいました…>_<…でも4章は�爐泙海箸鵬聴Δ�舞ったなら”でしょ楽しみです！もう腕掴んだ時ぎゅーとしてしまえばよかったのに。後きになるのがお綺麗なお姉さんの事。気になりながら4章お待ちしてます。 (2015年2月24日 22時) (レス) id: 2458b5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 716(なないろ)さん» コメントありがとうございますm(__)m年長さんドンドン絡んでいく予定です(=^x^=)４人の恋もそろそろクライマックスです（たぶん）この先もお付き合いよろしくお願いします(*^^*) (2015年2月24日 19時) (レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちさと
| 作成日時：2015年2月8日 16時
