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すっかりご満悦って顔で、自分の席に戻る柴崎を横目で睨み付け。
ふんっ。
と、全力の鼻息を飛ばし、盛大にそっぽを向いてやった。
すっかりへそが曲がってしまった私は。
見つけてくれたお礼もそこそこに、ツンケンしながら見積書と睨めっこを決め込んだ。
負け惜しみみたいで、癪だけど。
それくらいしか、仕返しができないんだもの。
しょうがないじゃない。
バシバシ、Enterキーにストレスをぶつけていると。
「はい」とまた、目の前に飴ちゃんが差し出された。
なによ、とことん子ども扱いするつもり？
ムッとしつつ。
私はそれをむしり取り、口の中に頬り込んだ。
途端に広がる甘く懐かしい味。
自然と頬が綻んだ。
・・・あ。
美味しい。
「これ、コーヒーキャンディーね。ちっちゃい頃よく食べた。」
つい懐かしくなって、包み紙を広げそう呟くと。
「オレが一番好きなヤツっす。」
白い歯をこぼし、柴崎は柔らかく目を細めた。
鬱陶しそうに前髪を揺らし、表に現れた大きな瞳が真っ直ぐに私を絡め取る。
あどけなさと同居する包み込むような優しい笑み。
ゆったりと微笑む彼は、�狎鍵婬い世韻媛聴Δじ綰據匹隆蕕犬磴覆ぁ�
初めて見せた表情に、不覚にも。
・・・ドキッとした。
そ、そうね。
いくら年下だって言っても、いっぱしの大人なんだし。
今の今まで、意識なんてしたコトなかったけど。
ここにもイイ男が転がってたんだっけ。
柴崎も男なんだと思い知らされた気がして、私は慌てて目を逸らした。
『キミのお眼鏡にかなう人だって、案外近くに転がってるかもしれないよ。』
・・・え？
ふと、長谷部さんの呟きが聞こえたような気がした。
と、同時に。
困ったように頬を歪めた彼の顔が頭の中に浮かび上がる。
やぁね。
なんでここで長谷部さんが出てくるのよ。
アタフタとそれを打ち消しながら。
でも、と。湧き上がる疑問符が一つ。
あの時、なんて言おうとしたんだろ。
確か、『それならオレなんて・・・』とかなんとか、言ってなかった？
酔っ払ってたから、気にも留めてなかったけど。
改めて記憶を掘り起こしてみると、イチイチ思わせぶりだったような気がする。
・・・まさか。
あは、ははは。
そんなわけないか。
相手は社内一のイケメンだし。
そもそも入社して何年経ってると思ってるのよ。
７年間同じ会社にいて、今頃その気になりましたってあり得ないでしょ。
自意識過剰は危険よね。
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ちさと(プロフ) - meggieさん» あら。meggieさんもコナンくんになってる��(ﾟДﾟ) (2016年4月3日 20時) (
レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
meggie(プロフ) - ちさとさん» 柴崎さんやりますなー。酔ってるのをいいことにガンガンきますね！由紀乃ちゃんはそんな柴崎さんをどう思うのかな？長谷部さんに惹かれてるのに気づいてるのかな・・？長谷部さんが柴崎んと由紀乃ちゃんの抱き合ってるところを見てどんな行動をとるのかが気になります！ (2016年4月3日 20時) (レス) id: 4c71912698 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - ともみさん» ともみさん、コメントありがとうございます！しかも首が長くなるまでお待たせしてしまってごめんなさい(>_<)ともみさんにはぜひジャイアントキリンパフェを…ナンチャッテ（笑）ぼちぼちですが、頑張って更新していきます！干しシイタケ達をよろしくです(*^^*) (2016年3月30日 20時) (レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - なおさん» なおさん、コメントありがとうございます(*^^*)ご心配おかけしてごめんなさい(>_<)でもそう言って待っててくださるなんて…あぁっ嬉し過ぎる！！水分量も上がってきたし、幸せに向かってGOGOです！更新頑張りますね〜(*^^*) (2016年3月30日 20時) (レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 空さんただいまですぅ！待っててくださってありがとうございます(*^^*)むふふ、由紀乃ちゃん揺れてます(￣▽￣)はせさんも岳くんも揺さぶりをかけていきますから、ますます揺れますよ！ぼちぼちですが、更新頑張ります(*^^*) (2016年3月30日 20時) (レス) id: ff298968ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちさと
| 作成日時：2016年1月6日 18時
