黒いオーラがゴゴゴゴゴ ページ10
｢ん。ここ｣
｢ほー！いいところやん〜｣
荷物たくさん持ってくれた志麻くんはキョロキョロしながら言う
｢五階だから階段とエレベーターどっちがいい｣
｢荷物見て？！？！｣
｢ｗｗｗｗｗｗｗｗ｣
今日もキレキレのツッコミさすがです志麻くん(？)
｢あれ？……あ！うらたさん！｣
｢！！ Aちゃん！！｣
家のドアを開けた時隣からもドアが開いた音と君の声
｢お買い物？？うらたさんって料理とかしなさそうｗｗ｣
｢うん買い物。料理ね〜自分が食べる分なら作るよｗｗｗｗ人にはだせないやｗｗｗ｣
くすくすと笑うAちゃんの視線は俺の後ろへ
……あ。
｢わわ、お友達さんも一緒だったんですね……す、すみません！！｣
｢あ、いや全然大丈夫ですよ！とりあえずうらたさんにはどういうことかだけ説明してもらおうか｣
｢え、ええっと……し、志麻くん……？｣
後ろには見えないけど黒いオーラが感じる
完全にゴゴゴゴって効果音ついてるねこれ
｢なんでうらたさんこんな可愛い子と仲良うなっとるん？！？！俺にも紹介せい！｣
っと軽くチョップされた
｢っつう……。はいはいすみませんでしたー！｣
｢ええっと……｣
ほらもうAちゃん困ってる！ぷんぷん！←
｢あ、どうも志麻って言います〜うらたさんと友達っぽいのやらせてもらってます！気軽に志麻くんとかまーしぃーとか呼んでくださいね〜！｣
待て志麻よ……お前、俺の自己紹介と比べるとやばいよめっちゃすんなり喋りやがるし……
｢あ、Aです！うらたさんの隣人でたまにお話させてもらってます！し、志麻くん！よろしくお願いします！！｣
｢よろしく〜！Aちゃん！！｣
待て待ていきなりそんな仲良さげに喋られると萎えるんですが
俺でもやっとすんなり(？)話せるようになったのに
｢そ、そうだ！Aちゃん。志麻くんといろいろ買ってきてて、今からうちで遊ぶんだけど一緒にどう？」
｢ええ？！いいの？！｣
｢俺は全然構わんで！｣
｢全然いいよ！おいでー｣
｢じゃあお邪魔します！｣
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作者名：ちろるちょこ | 作成日時：2016年4月7日 17時
