御褒美 ページ12
｢……。｣
｢……。｣
さっきからずっと無言です
どうしよう……話しかけた方がいいよね……
｢｢あ、あの！｣｣
｢あ……ｗｗｗｗ｣
｢ｗｗｗｗｗｗｗｗ｣
｢さきどうぞ？｣
Aちゃんは少し焦りながら
｢あ、そろそろ帰ろうかなって！
さすがに長いこと居座っちゃったし……ｗｗｗ｣
なんて。
｢そ、そっか！
全然大丈夫だけどねｗｗｗｗむしろまだいてほしいっていうか……｣
｢ん？｣
｢ううん。なんでもない！｣
｢あ、それでさっき言いかけたのって……｣
そうだった……
｢あ、そうそうよかったら晩御飯食べてかない？っていおうと……｣
｢え？！い、いいの？！｣
少し照れつつも、目を輝かしてこちらを見つめるAちゃん。
｢ん！じゃあ作るから待って……あ、｣
気づきました俺
自分が食うぶんなら作れるんだけどなあ……
｢俺人に出すもんとか作れない……｣
｢あっ……ｗｗｗｗｗ｣
｢ご、ごめん……ｗｗｗ｣
｢じゃあ私作るね！！美味しくはないかもしれないけど……｣
え……？なんの御褒美ですか……？
はい。
｢よろしく！！｣
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作者名：ちろるちょこ | 作成日時：2016年4月7日 17時
