ちりつもってやまとなぁれ。 (ページ4)

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あの後、連絡先を交換して何度かやりとりして・・・本日に至る。

CY「Aさん！」

そう言って駆け寄ってきたチャニョル君に、何だかドキドキした。

・・・いつもの見慣れてる制服と違って私服だからかな

CY「今日のAさんすごくかわいいですね！」

『・・・ありがとう』

そんなことを照れもせずさらりと言うチャニョル君。

きっと女慣れしてるんだろうな
こんなイケメンなんだもん、そりゃそうか

ライブまではまだ時間があるけど、グッズを買う為早めに会場へと向かった。

その間も振り返る女性達。こっちをちらちら見てはひそひそ耳打ちをしてる。

隣を歩くチャニョル君の横顔をちらりと見れば、太陽が照明みたいに当たって更に輝きを増してるようにすら見えた。

視線に気付いてるだろうに、、慣れてるのかな。

CY「ん？」

じぃっと見てたせいか、視線に気付き不思議そうに首をかしげたチャニョル君。
その顔すら整ってて、ドキッとするからうらやましくなる。

『いや、、チャニョル君ってこうして改めて見ると、本当にイケメンだなぁって思って』

私異性だけど、なんだかちょっとジェラシー、、

CY「俺そんなイケメンですか？うれしいなぁ」

そう言ってにかっと笑うチャニョル君。

・・・否定しないんだ (笑)

言われ慣れてるんだろうね。

何だろう

チャニョル君くらいの年齢の時の私だったら
多分こんなイケメンと一緒に歩くなんて恐れ多くて無理だったけど

今は、、、何となく、ちょっとうれしく思って胸が躍る。
うらやましいでしょ、なんて少しの優越感。

・・・それくらい年とったってことか。

ううん、違うな
恋愛対象にならないからだ

相手にとっても、自分にとっても。

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