ちりつもってやまとなぁれ。 (ページ29)

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＊８　FIN. ページ29

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BH「っ、お前なぁ、いい加減にしろよ！俺がせっかく...」

そこまで言いかけて、"いや、ごめん、なんでもない"なんて頭をぽりぽり

・・・へぇ

『なんだ、やっぱ猫かぶってたんじゃない』

BH「・・・はぁ？猫？！俺のどこが猫かぶってんだよ」

『あ、ごめん、あんた犬だったよね』

BH「なっ、、お前いい加減にっ、、」

あ、何か懐かしい...この感じ

BH「・・・はぁ、やめようぜ」

そう言ってそっぽを向かれた

もっと言い返してくるかと思ったのに...何よ、つまんないやつ

「Aー、連絡先教えてくれない？」

そんな声が聞こえて、俺も俺もってなぜか集まってきた男子たち

BH「だめ」

『っ、・・・』

あの、この腰にある手は何ですか？

「何でベクが答えんだよ」

BH「これ見てわかんない？Aは俺のだから」

『は？何言ってん、、』

"の"って言おうとしたら、腰をぐいっと引き寄せられた

「ちぇー、相変わらず仲いいなとは思ってたけど、そういうことかよ。」

BH「そ。そういうこと！わかったら散れっ！」

手・・・
そこに意識が集中してしまう

『ねぇ・・・いつ私があんたのになったのよ』

BH「んー、Aお持ち帰りされたら困るでしょ？...俺以外に？」

は？、

『な、何変なこと言ってんのよ！』

なんてな～、なんて笑うあいつに、うるさくなる心臓

なに、これ

"ベッキョンAのこと好きって感じだったじゃない"

・・・スジがあんなこと言うから！

BH「ん？」

う、だめだ、これ危険なやつ

嫌いなはずなのに・・・こんな奴、絶対嫌なはずなのに！！

"同窓会で運命的な再会"

ぶんぶん、頭を振る

BH「ぷっ、、あはは！Aこそ犬みたいじゃん！はい、連絡先教えて」

『は？』

ほら、早く！なんて言ってるあいつ

『さっきダメって言ってなかった？』

BH「俺はいーの！」

『・・・ラインでいい？』

BH「だめ」

『なんでよ！』

BH「・・・毎日電話するから？」

はぁ？

『拒否するのってあり？』

BH「なし！」

『あんたと毎日話すことなんてないし』

BH「俺があるんだからいいじゃん。あと・・"あんた"じゃなくてベクヒョンだろ。呼んでみ？」

『絶対やだ！無理！！』

JD「あいつら成長してないな・・・」

SJ「ほんと・・・こりゃ時間かかかりそうね」

犬と猿・・・決して交わらないはずの水と油が溶け合うのはもう少し先のお話

FIN...